小生の地元近くで鉄道写真家の重鎮米屋こうじ氏の写真展「夜汽車の刻」が開催されているので見に行きました。

 

全作品モノクロ写真で昔のブルトレが中心ですが、車両だけでなく駅での情景なども含まれ

ていて、昭和世代の郷愁をそそります。

 

以前もご披露しましたが小生の夜汽車の最大の想い出は函館本線の伝説の夜行列車46レになるでしょう。

 

 

こちらは山陰本線を走っていた20系の急行「だいせん」ですが、一度だけ乗車しました。

 

その頃同線の普通列車はほとんど客レで、撮影の移動によく乗りました。夜遅くに下りで浜坂駅止まりの列車があり、翌朝まで側線で滞泊していましたが、光源が乏しいため厳しい撮影でした。

 

そして最後に乗車した夜汽車は2016年2月の廃止間際の急行「はまなす」です。

 

 

 

未明の青森到着後眠い目を擦りながら撮った回送を牽くデーテンの連結シーンは夜汽車の最後の記録になりました。

 

最近大井川や秩父鉄道で夜間にイベント列車を走らせていますが、作り物の感じが強くてあまり食指が湧きません。

 

現在定期の夜行はサンライズ出雲・瀬戸だけで、ちょっと豪華過ぎて往年の夜汽車のイメージとはかけ離れていますが、未だ乗ったことがないので是非一度体験してみたいです。