KATO 20系特急寝台車「ホリーデーパル」を楽しむ! | キハでGo!

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こんばんは、今日は予報の通り1日中の雨でした。

なので所用で郵便局と通り道のリサイクルショップ1件は寄りましたが、あとはしっかりと巣ごもりをしましたが、ダラダラと過ごしており、なんとなくもったいない一日でした。

 

さて、本日は・・

午前中、昼食後はダラダラとしてしまい、夕方になってようやく鉄道模型を楽しむ気になりましたw

取り出したのは以前から何度か話題に出しているにも関わらず、ちゃんと紹介していなかったKATOの20系特急寝台車「ホリデーパル(タイプ)」です。

こちらはKATOでも「ホビーセンター・カトー」(通称:ホビセン・カトー)で製造は関水金属(KATO)ですが、販売はホビセン扱いになっている特別販売品です。最近でもリニューアルで117系が出た際にホビセンからは「117系京都地域色」が同時に発売されたのが記憶に新しいかと思います。(詳しくはコチラ

要するにホビセン商品は主に「塗り替え品」をリリースしているブランドになります。

なので今回の20系ホリデーパルもすでに発売されているブルートレインの20系を塗り替えて、ロビーカーのオハ14(元オシ14)を追加して発売されていました。

しかし思ったよりも売れなかったようで、ネットでググると「長く処分特価コーナー留置」「格安放出」などの言葉が見られ、私もヤフオクで5千円もしなかったほどで入手していますw

ひとまず、見ていきたいと思いますw

 

まずは20系編成には欠かせない電源車ですが、こちらはブルトレ20系のカニ21に似ていますが、実際はカヤ21となります。カヤ21はカニ21からの改造車となります。国鉄末期には20系もすでに新型と入れ替わったことで急行などに格下げされ、時には編成に荷物車を連結されることもありましたが、機関車とカニの間に荷物車を入れると機関車からの圧縮空気を牽きとおす管が荷物車にはなかった為、運用に支障をきたすことから、カニ21の荷物室に空気圧縮機を搭載し、職用車となったため、カニからカヤへ変更されました。

そしてブルトレ20系から白をベースに水色と藤色のストライプが引かれ、大幅に外観が変わっていますw

これも国鉄が爆発解体してからJRに移行し、JR西日本に引き継がれましたが、老朽化し、塗装もかなり劣化していたことも含めて、厚化粧的にリニューアル塗装されました。

個人的にはちょっと「バカ殿様」みたいに感じてますw

 

そして今回の商品は「タイプ」とついている理由その①がこのカヤ21です。

比較用に共に左からホリパルのカヤ21、カートレイン九州のカヤ21、通常のカニ21です。

正面、屋根は特に改造はされていないので、色やブルトレのストライプが3本か2本以外は違いはありません。

 

しかし、側面からみると荷物室のドアが違います。

上からカートレ九州のカヤ21,ホリパルのカヤ21、通常のカニ21となっていまう。二枚目はカートレ九州のカヤ21との比較です。

側面もパッと見はあまり判りませんが、荷物室のドアをよく見るとカートレ九州のドアは引き戸で窓も正方形に近い形であり、ホリパルはカニ21と同じ上へ開けるガレージ式となっています。上部にシャッターのように巻き上げるので窓も縦は細くなっています。

カヤは引き戸になっているので、このホリパルのカヤ21は「なんちゃって仕様」になっています。これだけの為に新規で金型を彫るのは・・・・となったのでしょう。なので荷物ドア以外は違いがないことからカニ21の金型をそのまま流用し、車番は「カヤ」としたようです。

カートレ九州ではカヤ21は新規で金型を作成されているので、2004年にホリパルを発売する際に未来を見据えて金型を起こしていれば、あとの「さよなら20系」セットのカヤもこれと同じ「なんちゃって仕様」にはならず、昨年発売のカートレ九州ももう少し安くできたのではと思ってしまいました(笑)

しかしちゃんと商品名に「タイプ」と正直に入っているので、あくまでも塗装を楽しむといった商品ですw

先日の117系も「タイプ」であり、車内のシートレイアウトは国鉄時代の原型のままになっています。(ただこの商品はそれ以前に色合いがおかしいのですが・・・・KATOはどうも車体の色は苦手なのでしょうか・・・最近はハズレが目立っていますorz)

 

お次は客車のナハネ20です。こちらも基本は塗装変更のみです。

実車は国鉄末期に急行へ格下げとなった20系に対してアイボリーのストライプ3本のうち上の一本を減らしました。そして下関運転区ではジョイフルトレインと変更する為に下段の寝台にスペーサーをかませて座敷のような簡易個室に改造しています。

そしてJRに移行した際に塗装を変更しています。

こちらも中身は簡易個室になっていますが、中のシートパーツは元の20系と同じなので、同じく「タイプ」ですw

そしてキハすきすき線区ではこちらのホリパルにも2枚目のように床下機器をちゃんと装着し、足元のオシャレも完璧ですw

ちなみに実車はナハネ20を5両とナハネフ23を1両、改造していますが、このセットにはナハネフ23は入っていません。

ナハネ20を一つ減らして、少し高くなってもよかったので、ナハネフ23を入れて欲しかったのですが・・・

 

そしてホリパルの最大のポイントはこのオハ14です。こちらは14系ブルトレのオシ14をサロンカー改造し、オハ14に改番しています。

編成の中間に連結され、フリースペースとして活用されていました。ネットで車内の写真を1枚だけ発見しましたが、カーペットフローリングに変更し、ソファと折り畳み机が置かれていました。なので私的には「サロン」といった感じはせず、なんとなくフードコートのちょっと「良い感じ」程度でしたw

そしてこちらもタイプ仕様であり、窓から見える食堂の机といす、そして調理室の仕切りですが、実際のオハ14では全て撤去されていますので、窓の中はきにしないようにしましょうw

それかこのパーツをとってしまい、中は完全平らにするとそれっぽくなるかもしれませんw

しかし旧製品のオシ14を使っているので、分解は屋根からであり、ちょっと大変そうですw 私はパーツなどを割ったら嫌なので「タイプ」のままにしておきますw

 

最後はナハネフ22です。こちらも外装はナハネ同様に変わりはなく、車内の寝台パーツのみが「タイプ」となっているのみです。

最初のカヤ21と同じく、ラウンドフォルムにこの塗装なので、上部にアンテナを付けるとまさに「バカ殿様」っぽくなるのではと走らせるたびに一人で想像してしまいますw

 

そして全く造詣は同じなのですがブルトレと並べておきますw

テールサインは先ほどのカヤ21の「玄海」(急行)と違って「ホリデーパル」を入れています。

こちらはLEDの抵抗を少し強めにしているので写真で撮ると文字はキレイに写りますが、肉眼ではちょっと暗く感じ、むしろ右のブルトレの方がはっきりとしています。(写真では光量が多すぎですがw)

 

このホリデーパルは色々な機関車が牽引しており、ググると色々出てきます。

基本はEF65が多いのですが、EF81のトワイライト色が牽引している動画もあり、そして一番、気になったのが2枚目のDD51が牽引している動画でした。(動画では停車中で、電源車のカヤ21が起動する瞬間の貴重な動画でしたw⇒気動車のように屋根の排煙部分から白煙が上がるのが、なんともw)

 

なので動画もDD51をチョイスしましたw

実車動画では塗装変更前のブルトレ色(ストライプ2本)がDD51-884の牽引で山口線を走行しているものと、本来は電気機関車で福知山線経由の運用が踏切事故の影響で非電化の山陰線ルートに変更されたホリパル色とDD51の動画がYouTubeに上がっています。

そして写真ではJR移行後に順次、ホリパル色へ塗装されていきましたが、塗装の移行期間中に撮影されたホリパル色とブルトレ色の凸凹編成もあり、興味深い写真でした。

キハすきすき線区でも再現したいのですが、ストライプが2本のナハネ20は所属しておらず、KATOの「さよなら20系」セットが手に入れば4両ほど入っているので再現できるのですが・・・(カートレ九州は2本ストライプですが、ナロネなので・・・)

ヤフオクで買うよりもできればカヤ21を新しい金型で生産してリニューアル再生産をして欲しいと思いますw

そしてできればホビセン京都で少し高くてもいいのでホリパル色のナハネフ23を単品で発売してくれたらw

 

今回はかなり前に入手していましたが、全く紹介しておらず、今日になりましたが、なかなか味わいのある編成で、これからも適時、楽しみたいと思います。

でわでわ

 

こちらは本日の戦利品で任天堂3DS用のNFCリーダーです。

私に必要なものではないのですが、嫁からリサイクルショップに行く際は必ず探すように言われていましたw

3DSのとびだせどうぶつの森がアップデートでami-boカードから新たな家具などを増やせるようになったのですが、つい最近、嫁がカードを買い、読み取らせようとしましたが、持っている本体では読み取れないことが判明し、調べると1枚目に写っている白い物体が必要であることも判明しました。

ネットで買えばと探しましたが、すでに生産中止で普通の販売サイトでは定価2750円の2~3倍で売られており、さすがにプレ値ではもったいないと思い、探していたところ、本日、550円で発見しましたw

嫁に報告すると普段はほとんど見られない破顔級の笑顔で喜ばれ、さっそくカードを読み取るとソフト内のカーキャンプ場にカードに掛かれた「プースケ」が遊びに来ており、彼が所有している家具(WiiUやゲームボーイ、ファミコンディスクシステムのソフト販売機等)が入手できたようですw

私的には何の興味もないのですが、この「プースケ」は元おもちゃ屋さんの店主か任天堂の社員か何かでしょうか?ゲーム機本体はともかく、ディスクシステムの販売機や初代ゲームボーイの販促用ディスプレイ(こちらはゲームボーイと接続したモニターが内蔵されており、ゲーム画面が表示できる大掛かりな販促用アイテムでしたw)を持っているとは・・・・・

それか私たちと同じ「オタク」なのでしょうかw

でわでわ