今回は2019年9月6日に、JR札沼線(学園都市線)石狩当別から浦臼まで往復乗車した模様をお送りいたします。
緊急事態宣言発出に伴い廃止前に運行を終了、2020年5月7日に廃止となりました。
ちなみにJR北海道では、道内を走る①石勝線夕張支線(2019年4月1日廃止)、②札沼線 北海道医療大学~新十津川間、2015年1月強風・高波により運休している③日高本線 鵡川~様似間、2016年台風10号によって運休中の④根室本線 東鹿越~新得間、⑤留萌本線全線の赤字5路線を廃止にする方針です。(朝日新聞デジタルから抜粋)
※③④の廃止予定路線は代行バスが運行されています。
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では、札沼線に乗った気分でお楽しみ下さい。
札幌で旅の3日目を迎え、旅の中盤に差し掛かったこの日は、JR札沼線(学園都市線)北海道医療大学以北と2020年度中に廃止予定のJR留萌本線の惜別乗車をした後、旭川のネットカフェで一夜を過ごしました。
6:21 札幌駅から札沼線731系で石狩当別へ
(※幕回し中に撮影)
石狩太美・・・人の名前みたい
石狩当別駅から、2020年5月7日で廃止となった札沼線の惜別乗車をすることに
※浦臼までしか行きませんでしたが
北海道医療大学駅~新十津川駅間の輸送密度が1日あたり57人、年間1500万円の営業収入に対し、経費は3億2900万円、赤字額は3億1400万円に達しており、廃止になるの仕方ない事ですね。
7:02 石狩当別から乗車したディーゼルカー「キハ40形400番台」は冷房が無い非冷房車です
後方の車両は7:45発の新十津川ゆき始発・最終列車、札沼線のキハ40は萌黄色の扉が特徴的
札沼線の終着駅「新十津川駅」まで行きたかったのですが、時間の都合で断念しました
では出発です!
石狩金沢駅
本中小屋駅、車掌車を改造した駅舎は北海道らしくて萌えますな
のどかな田園地帯を列車は走ります
中小屋駅
灰皿など撤去されても国鉄時代の雰囲気が色濃く残る冷房非装備の車内
扇風機は乗客がスイッチを入れます
月ヶ岡駅は立派な駅舎ですね
札沼線の秘境駅「豊ヶ岡駅」は意外と乗降客が多かったですね
札比内駅(さっぴない)
8:00 浦臼駅に到着!
この駅から新十津川方面の列車に乗る人はいるのだろうか
日本一列車が終わるのが早いことで有名な、新十津川駅に発着する列車は、1日1往復しか運行されていません(えきから時刻表より※サービス終了)殆どの列車は浦臼折り返しです
8:08 石狩当別へ向けて浦臼駅を出発
石狩当別へ向かう途中、石狩月形駅で新十津川ゆき始発・最終列車と交換(新十津川ゆきは1日1本)
日本一最終列車が早い駅として有名な終着駅「新十津川駅」へ向かう列車、新十津川駅で折り返し10:00発 石狩当別ゆき最終列車となります
新十津川ゆき始発・最終列車が発車、行ってらっしゃ~い
札沼線非電化区間の旅は間もなく終了
9:23 石狩当別に到着
9:30 石狩当別から普通 札幌ゆきに乗車、721系F-2107編成は0番台で一番最初にVVVF改造を行った編成です
全国への緊急事態宣言要請、新型コロナウィルス感染拡大抑制、訪れた一部の鉄ヲタによる列車停止(ホームでの三脚使用などが原因)などが重なり、当初の5月6日運行終了が4月24日からさらに4月17日に繰り上げとなりました。
大きなトラブルも無くラストランを終えて、本当に良かったと思います。
またひとつ鉄路が消えていった・・・
週末はあいにくの天気となりそうですが、皆様の心が晴れやかな休日になりますように
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました!