みなさんこんにちは。前回からの続きです。
6月に引退が決定した、日本初、さらに日本最後となった「多扉車(たとびらしゃ)」こと、朝ラッシュ時に5扉を使用していた「京阪電車5000系」についてあれこれ取り上げています。
シリーズを終えるに当たり、大阪から京阪沿線に沿って「5000系」が活躍していた頃のショットを最後にお送りしています。
新旧塗装が入り混じる、2008年撮影。
京都府に入りまして「八幡市駅(やわたしえき、京都府八幡市)」にやって来ました。
近年では、駅の南側にある男山山頂に鎮座する「石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)」に由来して、まったくそのままの駅名に改称されました。個人的には、まだ慣れませんが…
京都方面ホームにやって来たのは「準急」。
この区間では、各駅停車に変わります。
ところで、運転室後ろすぐの客用扉の横には、なにやらステッカーが貼られているのに気づくのですが…
撮影当時(2008年)、大阪市内中心部を東西に貫く「中之島線」が開業したばかりでした。
開業に合わせて、全線で大規模なダイヤ改正が実施され、現在の運行形態が構築されました。
それから早や12年あまり、走る車両も、その車体塗装も変わりました。
いまや懐かしいものを感じます。
ひとつ隣の「淀駅(京都市伏見区)」に到着。
現在は近代的で、大規模な高架駅へと変貌しましたが、この頃は小さな地上駅でした。
「JRA京都競馬場」の最寄り駅としても知られていますが、競馬場から離れた場所に地上駅はありました。
駅から競馬場へは、混み合う狭い道を歩かないとならなかったのですが、道すがらの飲み屋や食堂、予想屋などを眺めながらの道中は、なかなか楽しいものがありました。余談でした。
次回に続きます。
今日はこんなところです。