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ぶらり途中下車しないバスの旅 2

 投稿日時2013/1/13(日) 午前 7:09  書庫雑記  カテゴリー旅行


「下白根橋」では右手に輝く巨大煙突。



横浜資源循環局旭工場、つまりゴミ処理場です。
ここの隣の旭プールに来たのは何年前だったかなー。

「白根不動入口」を過ぎて遠くにちらっと相鉄線を眺めると



「白根町」の先、鶴ヶ峰バスターミナル交差点で左折して「鶴ヶ峰駅」へと向かいます。

「鶴ヶ峰駅」は立派なバスターミナルですが



駅からは200mくらい離れています。
この路線のバス停は相鉄の駅とはみな少し離れています。
バスからなんとか見えたのは上星川と西谷だけ。
でも乗客のパターンは同じで、駅と駅の間で乗った客は駅最寄りのバス停で降りて、駅最寄りバス停で乗った客は駅間バス停で降りる。
で、「鶴ヶ峰駅」では横浜で若葉台までと言った客以外総入れ替え。どっと降りてどっと乗ります。

なかにおひとりかなり出来上がった方が乗って来ました。
「運転手さん、30円足りないんだ。今度払うから」
人の振り見て……。
私もこの後呑みっぱなしになるのだろうから、勢いで出掛けてこんな事にならない様にしなくちゃ。

で、運転手さんは嫌な顔せず
「はい、どうぞ」。

次の時払うから、という場面は過去に幾度か遭遇した事がありますが、昔はもう少し、「しょうがねーなー」という雰囲気をにじませていたように覚えているのですが、これに限らずバスの雰囲気が昔と比べてとてもソフトになったように思います。
例えば以前であれば乗車客がまだチャリンチャリンと支払いをしているのにグインと発車する、という事がよくあったのに、今は着席または吊皮等に捕まってからやんわり発車。右左折の際は横断歩道前で一時停止。
以前は遅れていると走り屋?みたいな運転をする時もありましたが、今はちょっと遅れたってゆったりまったり。
急いでいる人は大変でしょうが、この雰囲気は和んでいいなー。
運転手さんのストレスは増したのでしょうけど。

16:14「鶴ヶ峰駅」発車(時刻表では16:07)
ここまで離れず付かずで並走してきた相鉄とはお別れです。
バスターミナルを出ると入って来た道を戻って16号に復帰。



間もなく2012年最後の夕日が沈みます。



「鶴ヶ峰本町」「薬王寺入口」「鶴ヶ峰中学校前」は新道を通って、今宿東町交差点から旧道に入ります。



客の流れが変わりました。
もう相鉄の駅沿いではありません。どっと乗ってくる事は無く車内は空く一方。
今宿で16号に戻ったもののすぐの「筑池」よりまた旧道へ。



何処に田畑があるの?という「農協前」を過ぎると「都岡町」で片側2車線の中原街道と交差。



いやー、立派になりましたねー。
30年くらい前は車のすれ違いすら難しい区間があったというのに。

「川井宿」でまた16号へ。
でもまたすぐ「宮の下」から旧道に入りますが、今度は本当に16号ともお別れです。



間もなく「長源寺」。
あと7時間もすればここから除夜の鐘が聞こえてきます。
参詣して撞く事も出来るのですが、鐘撞きに金取られるんだよなー。

いよいよ最後の切りこみ「大貫橋」



ここで1時間経ちました。(時刻表では「大貫橋」通過は16:24)



曲がれば横浜トレッスル橋(橋脚が工事中でシートに覆われていました)と若葉台団地がぐわっと目の前に。



もうすぐ終点と思いきや、「若葉台南」をグイッと右に曲がって、



春には見事なさくらトンネルとなる「若葉台近隣公園」「若葉台中学校前」を通り、



「霧ヶ丘高校前」で左折して、



と若葉台をぐるっと大廻り。
そして「若葉台車庫前」過ぎて最終コーナーを曲がると



終点は目の前



16:44 「若葉台中央」到着(時刻表では16:32)



かくして1時間9分の旅は終わり。
若葉台に入ってから大廻りをするので終点まで乗って来た客はごくわずかでした。



 コメント(2)
 

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等々力~目黒駅~東京駅南口のバスによく乗るので
別に驚かないですぅ(笑)  
2013/1/13(日) 午後 9:40  LUN
 
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LUNさん、
この様なバスによく乗る、い~ですね。
都会の路線バスは駅とちょっと離れた町をクチャクチャ結んでいる物ばかりで、のんびりは貴重というイメージが強いです。  
2013/1/14(月) 午前 8:12  NEKOTETU