川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

廃止間近の秋田臨海鉄道を撮る その2 日本海撮り鉄遠征⑤

前の記事はこちら。 

 

秋田港駅の見物を終えて、再び秋田臨海鉄道の撮影に挑みます。

まずは秋田港駅から向浜駅への列車を撮影すべく、有名撮影地の一つである秋田運河に架かる鉄橋へと向かいました。

f:id:kawaturu:20210414205329j:plain23レ DE10 1251

晴れれば良き光線を得られる場所なのですが、この日はごらんの通りの曇天で、かなり渋い空でございました・・・。

積載は良かっただけに、ちょっと勿体ないですな。

 

このあと23レは向浜駅で荷扱いをしたのち秋田港駅へと戻ってきますが、それまでは1時間半ほどの空き時間がありました。

その時間潰しも兼ねて奥羽本線の列車を撮影するため、車で約10分の距離にある秋田貨物駅北側の八柳踏切へと移動。

 

こちらでのお目当て一本目。

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1132D

まずは秋田臨海鉄道と同じく今年3月改正で見納めとなる、男鹿線用のキハ40系。

この列車はちょっと短めの2両編成でした。

 

このあと「リゾートしらかみ」が続行で来るはずなのですが、時間になってもなぜか来ず。

このあと反対側から来る列車を撮りたいのになぁ・・・と思っていたら、5分ほど遅れて通過。

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8632D「リゾートしらかみ2号」

橅編成をまともに撮影したのは、今回が初めてですかね。

 

ふうぅ、「リゾートしらかみ」も無事撮れたなぁなんて思ったのもつかの間、通過後も踏切が開かず、気が付くと進行方向表示器に逆方向の矢印が点灯。

まさか・・・

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953レ DE10 3510

イヤァアアアアアアアア・゚・(ノД`)・゚・。

本当は踏切の反対側へ回らないとダメなのに、通過タイミングを読み違えて渡ることが出来ず、本命の列車をミスするという大チョンボを犯してしまいました。

リゾートしらかみ」を捨てればよかったものを、後悔先に立たず・・・。

 

 

という失意のもと八柳踏切を後にして、再び秋田臨海鉄道沿線へ。

今回は向浜駅を出発した列車を撮影するため、こまちスタジアムの北側にある向浜金属団地踏切にて迎え撃ちます。

 

到着してしばらくすると、DE10が姿を現しました。

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この付近は線路が防風林?に挟まれており、臨海鉄道ながら森の中を走っているような情景を得ることが出来ます。

 

まずは木の高さを生かして縦構図でいただきます。

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さらにググっと引き付けて編成写真もいただきます。

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24レ DE10 1251

この情景だと曇りのほうが好いですね。

 

そして秋田臨海鉄道を2回撮影して気付いたのは走行速度がかなり遅く、もしかしたら「車だったら途中で追い抜けるんじゃね?」と思っておりました。

撮影後に急ぎ車に乗り込んで24レを追っかけてみると、予想通り秋田運河を渡るぐらいであっさり追い抜けたので、ポートタワーセリオンの足元にある踏切へ先回りしてもう一発撮影することに。

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24レ DE10 1251

国道7号線の混み具合にもよると思いますが、この日は簡単に構図を練るぐらいの余裕がありました。

まあ廃止された今となっちゃ、どうでもいい情報かもしれませんがね (^_^;)

 

 

といった感じで、秋田臨海鉄道の撮影はこれにて終了です。

本当は札幌市の実家への帰省がてら、2020年末に再訪しようと目論んでいたのですが、コロナの影響で帰省そのものを断念したため、今回の遠征が最初で最後の秋田臨海鉄道訪問となりました。

生憎の天気だったのは残念でしたが、廃止前の駆け込みながら国鉄色DE10が活躍する臨海鉄道の姿を記録できて良かったです。

 

このあとは秋田県内を北上し、奥羽本線沿線へと移動。

趣向をガラッと変えまして、日本海縦貫線の列車たちを撮影します。