新形式の5000形が登場して以降、置き換えが進んでいる小田急1000形の未更新車。
6編成目となる5056Fが営業運転を開始し、新たな動きが出てきました。

1000形の1062Fと1752Fが休車に

5000形の5056Fが、2021年4月14日より営業運転を開始しました。
これまでの編成と同様、5056Fも10両固定編成となっています。

新しい編成の営業運転開始によって、1000形の1062Fと1752Fが運用から外れたと思われる動きを見せています。
5056Fの運用開始当日に、これらの2編成は休車となったようです。

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1062Fは6両と組んだ10両で全線を走行、1752Fは単独で小田原線の末端区間や江ノ島線を中心に活躍していましたが、今回の休車によって都心部で1000形の未更新車を見かける機会はさらに減ることが予想されます。

1062Fと1752Fは今後どうなるのか

5000形が登場して以降の置き換えは、新しい編成が営業運転を開始した後、置き換えられる編成が休車になるというのが定番のパターンとなっています。
1062Fと1752Fが同様に廃車されるとは断定できませんが、最近の動向を考慮すると最有力候補と考えられるのは間違いありません。

4両の1062F、6両の1752F、この2編成を合計すれば10両となるため、置き換えられる両数としても違和感はありません。
営業運転に復帰する可能性もないとはいえませんが、仮にそうなった場合にはかなりの例外パターンとなりそうです。



この記事を公開したばかりでしたが、状況はあっという間に変化し、稼働できるのは合計で62両にまで減少したといえます。
リニューアルが済んだ1097Fの営業運転開始や、5057Fの入線も近そうですから、目が離せない状況となってきました。

おわりに

どんどん数を減らしている1000形の未更新車。
今まで慣れ親しんだ姿が見られなくなる日は、確実に近付きつつあるようです。