皆さま、こんにちは！
今日は昨日まで「駅巡り」を楽しんだJR四国の駅の中から、
ステキな木造駅舎と鳥居が目印の
予讃線・中萩（なかはぎ）駅の訪問記です。
大正10年に開業した長い歴史を持つ駅でしたよ。
予讃線がこの地に開通したのは大正10年のこと。
それなら中萩駅は予讃線開通に合わせて設けられたのかと思いましたら、
開通（６月21日）から３か月後の９月21日に開業したそうです。
当初は信号場的な目的で開業したのかもしれませんね。
駅舎は洒落たデコレーションが施されてますが、
おそらくは開業当時からのモノではないかと。
JR四国の駅は、国鉄時代の古い駅舎を
近代的に改装したモノが多いので侮れません。
予讃線内の駅はなぜか建物財産標が取り払われてるので
駅ファン泣かせでしたわ。
こちらは駅舎から国道11号線方向を見た景色です。
巨大な鳥居が立ってましたよ。
ちなみに、この先に神社は無く
見えるのはおじちゃんがドライブするトラクターだけ。
何を意味する鳥居なのかと近づいたら「石鉄山」と彫られてました。
石鉄山は「いしづちさん」と読むらしく。
「いしづちさん」と言えば、駅ファンにとっては
２つ隣りにある石鎚山（いしづちやま）駅が気になりますが、
両者はまったく関係がないみたいです。
中萩駅の石鉄山は正面に見える笹ヶ峯とのこと。
山頂に石鉄蔵王権現が祀られてることからある鳥居だそうですよ。
中萩駅は鳥居を潜った先にありました。
話を駅に戻します。
国鉄時代末期から無人駅の中萩駅ですが出札窓口が設けられてました。
中萩駅には簡易委託駅だった時代があったようですが、
構外簡託駅でしたので窓口が使われていたのかは不明です。
続いてはホームにイン。
列車の行き違いが可能な相対式ホーム２面２線構造で
２本のホームは跨線橋で結ばれてましたよ。
中萩駅を始め予讃線内の駅では跨線橋に注目ですぜ☆
車両の製造銘鈑と同じモノが跨線橋にも貼られているのです。
車両ファンならお馴染みの代物ですよね。
いずれの駅も「日本国有鉄道 多度津工場 昭和46年」
のモノが貼られてますが、
昭和47年に竣工した跨線橋にも同じ銘鈑が貼られてますので
年号の信ぴょう性はイマイチ怪しい…
この部材を製造したのが昭和46年ってことなのかな？
国土地理院のサイトに掲載中の古い航空写真によれば
中萩駅には２面３線だった時代があったようです。
下は昭和22年撮影の写真ですが、対面側のホームが島式なのと
ホームの上に大きな待合所があった様子がわかりますかね？
待合所はJRに移行後も存在していたようで
基礎が今でも残されてましたよ。
さてさて、こうして構内を眺めていると
ホームにステキなご家族さんを見つけました。
女の子ちゃんがアンパンマン列車を見たくて、
ヤングママさんとおじいちゃんが中萩駅に連れて来たみたいです。
ママさんがアンパンマン列車との記念写真を撮るために、
ホームでカメラを構えられてましたっけ。
列車を待つこと数分…
目当てのアンパンマン列車が到着しました。
中萩駅は特急列車の通過駅ですが上手に写真が撮れるのかしら？
ちなみにアンパンマン列車は時速100キロで構内を通過中。
たぶん構内で列車が見れたのは10秒弱ぐらいだったのではないかな？
列車の通過後、女の子ちゃんが「もっと見たい」と。
おじいちゃん「お昼過ぎにまた来るからもう一度見に来ようか？」
ママさん「今度は列車が停まる駅で見ようよ」
そりゃそうですわね。
…以上、アンパンマンん人気を再認識させられた中萩駅でした。
こんな列車が各地で見ることが出来るJR四国、
お子ちゃんは興奮が冷め止まないでしょうな。
国鉄時代の中萩駅の木造駅舎が掲載されてます。
ちびっこはコイツにメロメロです。
高松駅
香西駅
鬼無駅
端岡駅
国分駅
讃岐府中駅
鴨川駅
八十場駅
坂出駅
宇多津駅
丸亀駅
讃岐塩谷駅
多度津駅
海岸寺駅
詫間駅
みの駅
高瀬駅
比地大駅
本山駅
観音寺駅
豊浜駅
箕浦駅
川之江駅
伊予三島駅
伊予寒川駅
赤星駅
伊予土居駅
関川駅
多喜浜駅
新居浜駅
中萩駅（令和３年４月11日）
伊予西条駅
↓（石鎚山駅・松山駅方面）
駅探訪記、旅情報を不定期に更新中。
新着情報がすぐ受け取れるフォロワー登録をお願いします！
