仙元山から見下ろす(八高線・東武東上線) | やまばと6号の写真帳(仮)

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行ってみなくちゃ判らない。 行ったつもりが一番もったいない。 

小川町盆地を見下ろす 仙元山。


その中腹に 町を見渡すことができる


そのままズバリの名前、 


「見晴らしの丘」という公園があります。



当然、小川町を横切る八高線や


東武東上線も見えるのですが


大自然の中の俯瞰とは違って


建物が並ぶ街中を狙うにあっては


八高線や東上線の列車の色では


キャラクターが弱すぎる。

 


次の機会は 朱色のDD機関車けん引の


イベント列車が来るときに、と思っていたら、


DD機関車の去就自体が 怪しくなって


ココでの撮影は 半ばあきらめていたのでした。


 

・・・と、そんなところに、


去年の小川町のフォトコンテストの


入賞作品を眺めていたら


んん?と ある写真に顔が近づきます。



その画 というのは、


春の見晴らしの丘の展望台から、


サクラの花をなめて


小川町の街並みを狙った作品でした。


それまで私は 展望台から街を狙うばかりで


展望台横の樹がサクラだって


意識していなくて


その画に ヒントを得て


改めて この山にお邪魔してみた次第。



このサクラの樹のことが


もっと早く分かっていれば


赤帯のハチコウ色編成がまだ居る間に


撮っていたかな、と ちょっと後悔。

 


今回 お邪魔したタイミングでは


サクラの状況はこんなもんで。


街もソメイヨシノの散りはじめるという


タイミングでしたので


山腹ならば 花も盛りか と


思っていたのですが、


この安易な判断は 見事に裏切られ、


この構図を占めるサクラの樹は


早咲きのカンザクラなのか と


現場に立って うなる私。



カンザクラは 花が散り終え


赤い色の若葉を延ばしている最中。


でも、緑に変化していく間際で


まだよかったかな、とか


思ったり 思わなかったり。

 


以前 記事にしたマンションは


やっぱり目立ち過ぎるので


それを隠した撮り位置を探りましたが、


そうすると、


すぐ隣を走る八高線との バランスが悪い。


少しだけ その存在が薄まる位置に


ほかのお客さんの邪魔にならぬように


ささやかに三脚を広げて。


 

まずは 八高線の列車が小川町駅を出発し、


東上線をまたぐ大カーブをねらってみます。



列車見える?


白い二両編成は町中に


これほどに溶け込んじゃうのね。

 


 

ちょっと方向を変えて今度は東上線。

 

ちょうど 末端区間の朝運用の終わった


8000系の編成が


車庫に帰るところも狙います。


 

まだこっちのほうが 列車がわかりやすいかな?

 

ココはまた、再チャレンジですね。


納得いく画を撮ることができたら、


再度記事にしたいと思います。



 

今日も ご覧いただきまして


ありがとうございました。