羽衣線123系3両編成の加工が一段落したところで、加工途中の中途半端な車両が多数あるなかに、ディーゼルカーも3種類が含まれています。時間の経過と共に、未整備項目があることを忘れてしまいそうですので、整理した上で加工を仕上げる順番を決めることにしました。

 

未整備事項があるのは、左側から、平窓化したキユ25旧製品、両運転台化したキハ53-200番台、2エンジン化したキロ58です。

 

個別に整理します。最初は平窓化したキユ25です。

キユ25は、屋根上機器の配置位置が2ヶ所間違っており、修正が必要です。左端の〒マークのある窓の上方にあるハーフガーランドベンチレーターと、右端の〒マークのある窓の左上方にある換気扇カバーは、共に正しい設置位置に移動する必要があります。郵便室の明かり窓も切り抜いておきたい箇所です。

 

運転台周辺で切り継いだ箇所に生じた隙間には、パテを埋め込んで補修していますが塗装がしてありません。床下の左端にある便所流し管は、反対側の側面に移動する必要があります。

 

見映え向上を図るため、ヘッドライト・テールライトにはプラ製のレンズを嵌める、種別幕は白幕化するか切り抜いてパーツを嵌める、前面ホロを装着する必要があります。前面床下は締まりがないので、所要部材の手配が必要です。

 

次は、両運転台化したキハ53-200番台です。

右側ドアの左側周辺で切り継いだ跡が判るので後処理が不十分です。なお、床板右端がボディからはみ出していますが、これは嵌め損ないなので問題ありません。

 

こちらの側面でも、左側ドアの戸袋窓周辺で切り継いだ跡が判るので後処理が不十分です。台車がTR201を仮装着してあるので、カプラーなしのDT22に交換が必要です。残った最大の作業は塗装です。

 

最後は、2エンジン化したキロ58です。

ボディ中央下辺で切り継いだ機関冷却水給水口周辺の継ぎ目処理が必要です。

 

反対側の側面では、機関冷却水給水口の移植加工を忘れています。

 

加工着手の順番は、3両の内で加工項目が最も少ないキロ58を最優先とし、次に未整備事項が少ないキハ53-200番台、最後に部材手配が必要なキユ25とすることにします。

 

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