こんにちは。

今日は2度目のUpになりますが..前記事の写真Scan作業をしていて、同時に見つけたのをUpしてみたいと思います。五能線リゾート列車の初代、”ノスタルジックビュートレイン”です。

乗り鉄モード、乗車に至った顛末から書いてみたいと思います。

 

ED75機番シリーズNo.115、715号機の最初の2枚を撮影した日は天気が悪くて...ポツポツと雨も降りだしたので昼過ぎで撮影を切り上げました。奥羽本線鶴ヶ坂の駅まで歩いて戻って、乗車する客レを撮影したものです。帰路の青森方面とは逆方向、弘前方面の上り列車です。

EF81 109[長岡]牽引、当日青森まで下り寝台特急”鳥海”を牽引してきた機関車です。昼間の間合運用だったんでしょうね。

1990/11 鶴ヶ坂駅 632レ

 

この時はミニ周遊券を使っていました。急行列車の自由席は追加料金がかかりません。しかし上野行の急行は夜行列車のみ、学生の身分で追加特急料金を払って帰るわけにも行かず、夜行の発車までたっぷりと時間が余りました。

そこで周遊区間内で乗り鉄を楽しめるのは?と考えたのが表題の列車です。

弘前から乗車し、鰺ヶ沢から普通列車で折り返せば丁度いい時間になるよな と。

 

予定通り弘前から乗車し、2駅目の川部で早くも長時間停車、五能線へ入るため方向転換、機関車の”機回し”が行われます。乗車している客車より撮影、専用塗色のDE10 1112[秋]が連結のため近づきます。SGの蒸気をモウモウと上げていました。

 

連結を終えて発車を待つ”ノスタルジックビュートレイン”です。噛みそうな長い名称ですねー(笑)。”ノスビュー”と呼ばれていたので以下略記します。

今や五能線のリゾート列車は”リゾートしらかみ”がすっかり定着し、専用編成で快速運転、1日に何本も運転される日もありますが、この”ノスビュー”は1日2往復も、指定席展望車はカマ次位の1両だけ、後ろ2両は自由席の普通列車兼用だったんです。今と随分感じが違いますね。客車は50系、展望車のみ改造され、普通車は塗変えだけで運用されていたと思います。

1990/11 川部駅 8528レ (2枚とも)

 

実は展望指定席に乗車していました。自由席でいいや と思っていましたが、弘前に着いたら普通車激混み状態、ひぇーって感じの混み方でした。幸い発車まで少し時間があったので窓口へ行き..

 

指定券を発行してもらいました。

マルスの文字数オーバーだったんでしょう、”ノスタルビュトレ”表記になってます(笑)。

500円かかりましたが、展望車はガラガラで快適でした。

川部からは展望車の目の前にDE10が躍動します。”チュイーーン”というDEの加速音が強く印象に残ります。が写真は無し、風雨が強くなっていたので..

今のように手軽に動画を撮れるはずもなし..携帯の”ケ”の字も無い時代です(笑)。

室内も木を使った落ち着いたデザインでした。撮影しようとしましたが照明が柔らかく、外も真っ暗で当時のカメラ手持ちでは太刀打ちできない露出状態だったと記憶しています。1人なら三脚立てましたが、少ないながら乗客はおられましたからね。

 

途中からどんどん嵐が強くなり、こりゃヤバいか?と思いつつも返しのスジもないので予定通り鰺ヶ沢まで乗車し、とっ返して遅れることなく無事青森へ着けました。

その後14系急行”八甲田”に乗車して帰路につきましたが、風雨のため北上、一ノ関と2度抑止がかかり3時間遅れ でした。五能線のどっかで遅れたり、止まって身動き取れなくなったら...危ない橋を渡っていたのかもしれません(汗)。

 

当時はまだまだ国鉄型、国鉄色列車が山ほどあったので、ノスビューを沿線で撮影したことはありませんでした。今思えば1回位撮っておけばなー..。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 鉄道風景写真へ にほんブログ村 鉄道ブログ 電気機関車・ディーゼル機関車へ  Blog村へ

 

鉄道コム 鉄道.comへ