こんにちは。
今日はED75機番シリーズの第115回、715号機です。700番台が2回続きますが、下2桁回数と機番を引っ掛けてみました(笑)。
ED75 715[秋] 1971年落成 →[青]1986~
青森配置で国鉄民営化を迎え、JR東日本へ継承されています。秋田生抜きと思いきや、そうではなかったようです。
その後1988年には[秋] 秋田区へ戻っています。
戻った時は”秋田運転支所”という名称だったようですが、秋田に関わらず組織改編等でコロコロ名称が変わっているケースが多いです。ややこしいので機番シリーズでは”○○区”という記載で統一したいと思います。
最初の1枚は50系客車牽引の姿でした。弘前行の普通客車列車ですね。パンタグラフの碍子が緑色です。全検から日が浅かったでしょうか?何度か書いているかもですが秋田のナナゴーはエアホースフル装備です。
1990/11 奥羽本線(以下同様) 鶴ヶ坂-大釈迦 624レ
同じ日、弘前からの返し下り客レを牽いて来ます。今度は12系2000番台でした。これも何度か書いていますが、秋田車はKE77開放栓ケーブル両End装着です。
1990/11 大釈迦-鶴ヶ坂 3627レ
臨時急行”津軽83号”を牽引して来ます。14系座席車8連、堂々の編成です。最後の夏を迎えたEF71,ED78時代の板谷峠を夜間に抜けてやって来ました。
715号機は運転席側面窓がユニットサッシ化されています。
1991/08 四ツ小屋-秋田 9403レ
まだまだ夏らしい景色の中、50系客車を牽き連れて行きます。
碍子は白くなっています。緑色は塩害防止の塗料と聞きますが、その後大抵落とされて白くなるんですよね。何のために塗ってるんだろう?
1992/09 大釈迦-鶴ヶ坂 629レ
同じ日の返し上り列車、これが最後の撮影になりました。
1992/09 鶴ヶ坂-大釈迦 632レ
この5枚が撮影できた列車の全てです。秋田車は客レ廃止に伴って、多くが早くに廃車されてしまったので、撮影機会の少なかった機関車が何両もいます。
715号機も1994年 早々に廃車になってしまいました。
機会は少なかったですが客車列車牽引に活躍する姿を捉えられた1両でした。
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以上ED75 715 機番シリーズNo.115、最後までご覧いただきありがとうございました。