おばんでございます。今回は、東北新幹線と山形新幹線をまたがって乗車する場合の特急料金の事をブログへ書いてまいります。
さて、山形新幹線「つばさ」の列車は奥羽本線(在来線)から東北新幹線(新幹線)へ直通して運行している新在直通の列車として運行されています。その、山形新幹線を利用する場合の特急料金は、特別なものとなっている。
新幹線の特急料金は、東京駅以外で、改札を出ずに同一方向へ乗り継ぐ事を条件として、別の列車へ乗り継いでも料金は通算されます。(例えば、東京から「かがやき」で大宮、大宮から「つばさ」で福島、福島から「やまびこ」で盛岡までと乗り継いだ場合であれば、同一方向となるので東京から盛岡までの特急料金は通算されます)
山形新幹線「つばさ」の列車を利用して福島をまたいで乗車する場合の特急料金は通算の対象となると思われる。だが、山形新幹線の列車を利用して福島をまたいで乗車する場合は東北新幹線(新幹線)の区間と奥羽本線(在来線)の区間の特急料金、それぞれの料金を合わせたものとなり、福島で料金が分割で計算される事となる。
郡山から「つばさ」を利用して山形まで行く場合の料金(通常期の指定席で計算)としては、
郡山から福島までの新幹線指定席特急料金(通常期)が2400円
福島から山形までの在来線特急指定席料金(通常期)が1730円
だが、山形新幹線の列車は、在来線から新幹線を直通して運行している列車である事から、東北新幹線(新幹線)から奥羽本線(在来線)の区間を直通して乗車する場合、在来線区間の特急料金というものが約3割引に抑えられている。
そのため、福島から山形までの特急料金(通常期指定席)は約3割引となる事から、1230円となり、
合計をすると郡山から山形までの特急料金は3630円となる。
考えてみれば、「つばさ」を利用する場合の特急料金というのは、新幹線から在来線の列車を乗り継いだものと考えられているのと同じである。