(パーツさえ用意できれば見立てられるはずです)
この記事では「KATOで作れそうなJR西日本の車両」をまとめることとします.ボディの新規金型を製作しなくても製造できる製品はあるはずです.
それでは見ていきます.
なお,山陽・山陰地方については前回記事をご覧ください.掲載したモチーフのうち「グランドひかり」は再販されます.本当に良かったです.
北陸特急の485系
昨今のTOMIX485系のグレードアップぶりはすざましく,とうとう「旧仕様の新製品」が登場してしまっています.その分価格も上がってしまいました.KATOであっても,以下の塗装は作れるのではないかと思います.
- はくたか
- 「かがやき」・「きらめき」
- 白山(クハ489-300・700)
特に「かがやき・きらめき」はTOMIXの旧製品が「限定品」扱いでしたのでつけいる隙はあります.価格と安定した品質で勝負したいところです.
一方,583系「きたぐに」は塗装変更前に非常口が塞がれており,KATOでは難しい製品になります.
また,289系「こうのとり」が未製品化となっています.
415系800番台
過去にも「ラウンドハウスブランド」で発売されていましたが,その後「115系800番台の車体・床下」「415系100番台九州色の屋根」が製作されたので,真っ赤色であれば以前よりそれっぽく作れることはできます.
(パーツの寸法が異なり実際には作れない製品である可能性があります.)
パンダくろしお
KATOは1本目を製品化していますが,実車は3本まで増えてしまいました.ぜひ,「3本目」を製品化して,お子様の要望に答えきってしまいたいです.
実際筆者もこの車両はよく使い,よく目に止まって頂いています.
223系1000番台
再販が待たれる製品の一つです.これも帯色を変えてぜひ.
寝台特急
(画像はTOMIX製です)
14系・24系ブルートレインはKATOに分があります.「彗星」「銀河」「日本海1・4号」「つるぎ」は未製品化ですので,期待したいところです.「彗星」「銀河」の牽引機はJR東日本担当です.
「トワイライトエクスプレス第3編成 旧塗装」も機関車共々期待します.
なお,KATOで「オハ14-300」を含む製品を作ることは難しいと思います.
JR西日本仕様の国鉄車
国鉄型車両でも,JR各社でそれぞれの仕様に変更されて運用を続けました.KATO製品では以下のモチーフが考えられるでしょうか.
- キハ58系(急行「丹波」など)
- 117系(和歌山地区)
- 113系(阪和線快速色・関西線快速色)
- 12系・14系客車
- スーパーくろしお 旧塗装
- DD51 宮原総合車両所
また,再生産品としては以下が挙げられます.
- 10-280 さよなら20系客車(絶版になっています)
- 10-849・850 キハ81系くろしお(JR西日本承認済です)
- 10-1112・1113 381系100番台くろしお
- 3049-1 EF58 150(茶)
- 3066-3 EF81 一般色 敦賀運転派出
2021/7/26:記事を大幅に修正しました.