都電荒川線は、三ノ輪橋停留場~早稲田停留場の軌道路線(営業キロ12.2km)で、東京都交通局により所有・運営される。
1911年(明治44年)に東京市が東京市電気局を開局し、路面電車と電気供給事業を開始したのが始まり。1943年(昭和18年)に東京市が東京都になって、都電となる。この頃、営業キロ178km、40路線もあったが、1960年代後半から、交通渋滞、事業の赤字により縮小されていき、1972年に現在の路線のみとなった。
5500形は、アメリカのPCCカーの国産版として、1954年に導入、全7両製造された。1967年に廃車となった。5501号車は、上野公園で静態保存された後、2007年より荒川車庫の隣の「都電おもいで広場」で静態保存されている。
5500形 5501 2016年12月24日