全国でも珍しい!特殊狭軌・762mm・

ゲージ鉄道!

現在、商業運用として運行している、線路幅が762mゲージの鉄道は

全国に3路線ある、三重県と富山県で列車が走っています。

 その昔、国内に鉄道が敷設し始めたころ、762mmの軽便鉄道が数多く存在していましたが、現在762mm線路幅の鉄道は三重県内に2路線と富山県に1路線が存在しています。762mm軌間の路線については特殊狭軌線と呼ばれた(三岐鉄道北勢線や近畿日本鉄道内部線そして黒部渓谷鉄道などの現存する該当路線に対してこの呼称がある)。また特に、762mm軽便鉄道として敷設された線路を、趣味的にナローゲージと云われる場合にこれを指す場合があります。

 

三岐阜鉄道北勢線軽便鉄道が進化してミニ電車の走る鉄道です。
現在の北勢線は1914年、北勢鉄道の路線として一部が開業し、1931年までに全通。その後は社名の変更や合併を経て、1965年には近畿日本鉄道(近鉄)の路線となった。

しかし、近鉄は経営改善のため北勢線の廃止を2000年に計画。これを受けて沿線自治体の存続に向けた動きが活発となり、同じ三重県内でローカル線を運営していた三岐鉄道が2003年4月1日、北勢線の運営を引き継いだ。

北勢線の2本のレール幅(軌間)は762mmで、JR在来線(軌間1067mm)よりも狭い。旅客営業路線では現在、北勢線のほか同じ三重県内の近鉄内部・八王子線、富山県内の黒部峡谷鉄道のみ762mm軌間を採用している。

西桑名(三重県桑名市)~阿下喜(いなべ市)間20.4kmを結ぶ北勢線が、近畿日本鉄道から三岐鉄道(四日市市)の経営に移って2013年で10周年を迎えた。三岐鉄道はこれを記念して、線路の幅に合わせた記念切符を発行、発売したので線路幅762mmの鉄道車両がいかに小さいか、画像を集めました。

線路の幅も狭いが電車も小さいミニ電車、軌間762mmです。

三岐阜鉄道北勢線10周年記念乗車券762きっぷは線路の幅と同じです。

価格は大人460円(小人230円)

子供が足を広げれば楽々とどく線路の幅です。

車内はロングシートで足を伸ばせば向かい側の人にとどきます。

 

762m線路幅の電車がいかに小さいか分かりますね。

日本では数少なくなった一般的な営業を行う762mm軌間のナローゲージの鉄道路線の一つである。路線は1914年(大正3年)、大山田(現在の西桑名)- 楚原間14.5kmに軽便鉄道として開業した。戦時統合などによる運営主体の変更を複数回経て近畿日本鉄道(近鉄)の路線となっていたが、累積赤字により近鉄が廃止の意向を打ち出したため、2003年4月1日より10年間の約束で地元自治体の支援により三岐鉄道が運営を継承している。

 

近畿日本鉄道の762mm軌間のナローゲージの鉄道路線は2015年4月1日に「四日市あすなろう鉄道」に生まれ変わった内部線・八王子線。

近鉄の762mゲージの電車

軌間762mmという特殊狭軌の軽便鉄道として建設され、現在も当時のままの軌間で運行される。近鉄四日市駅 -日永駅間には、同じく軌間762mmの八王子線の列車が直通しており、同線と合わせて内部・八王子線総称されています。

四日市あすなろう鉄道の新260系の第2編成日永駅にて

2015年4月1日に「四日市あすなろう鉄道」に生まれ変わった内部線・八王子線。場所はコンビナートで有名な三重県四日市市にあります

 

762mmの線路幅がいかに狭いか比較するために三重県桑名市の桑名駅近くの踏切では左から、三岐鉄道北勢線 (762mm)・JR東海関西本線 (1067mm)・近鉄名古屋線 (1435mm)と、3種の軌間が並ぶ姿が見られる。

(1435mm)は新幹線の線路幅で(762mm)は新幹線の約半分くらいで、線路幅の狭い鉄道であります。

三種類のゲージの電車が走る踏切は全国でもここだけです!

から近鉄名古屋線の22600系電車1435mm、 中央がJR東海,関西本線の313系電車1067mm、 右が三岐阜鉄道北勢線のミニ電車762mmと3種類の線路が有るのは、全国ここだけです、場所は桑名駅付近。北勢線のミニ電車は何時までも走り続けて欲しいです。

 

黒部峡谷鉄道株式会社は、もともとは日本電力、日本発送電による黒部川電源開発のための資材運搬用鉄道でした、日本国内では数少ない軌間762mmの特殊狭軌(ナローゲージ)での鉄道路線です。

黒部渓谷鉄道の762mゲージの電気機関車が牽引するトロッコ観光列車。

電気機関車によるトロッコ列車(オフィシャルな愛称は「トロッコ電車」)を運行している。黒部渓谷沿いに走るトロッコ列車から見える、夏でも

残る残雪を眺めながら、涼しい!特殊狭軌鉄道の旅!

黒部峡谷鉄道株式会社は、もともとは日本電力、日本発送電による黒部川電源開発のための資材運搬用鉄道であり、かつては便宜的に旅客を扱っていた(当時の切符には生命の保障はしない旨の注意書きがあった)。日本国内では数少ない軌間762mmの特殊狭軌(ナローゲージ)での鉄道路線で、電気機関車によるトロッコ列車(オフィシャルな愛称は「トロッコ電車」)を運行している。しかし、電車ではなく電気機関車牽引による列車で運行しています。私も高校生時代には命の保障の無い乗車券で黒四ダム建設現場の見学に行きました。

 

 

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