長津田車両工場 アント

縁の下の力持ち

 

長津田車両工場は、東急多摩川線をはじめ、東急全路線の大規模検査を受け持っています。

(世田谷線は走行機器のみ)

 

検査の際、編成をバラバラにする必要があり、その際の車両けん引をこのアントが担うことになります。

 

アントは平成21年(2009年)に入れ替え用として新規投入された車両で、かつては電気機関車などが使われていたものの、老朽化のため代替として導入されました。

 

入れ替え機でありながらも、20m級車両をけん引できる性能を保有しており、検査や譲渡車両の入れ替えにも使われています。

 

 

こちらは富山地方鉄道に譲渡される前の8590系(現:17480形)です。

 

今後も縁の下の力持ちとしてアントは重宝されるようです。