線路の向こう側

鉄道や趣味に関することを週1更新でお届けします。

記事の更新が途絶えてしまいました・・・

いつもご覧いただいている皆様、記事の更新が途絶えてしまいました。やっつけでだましだましやってきましたが、1年と3カ月で終了という結果に終わり、また新たな目標を立てていきたいと思います。

さて、今日は以下の記事について思うところを少し書かせてください。

trafficnews.jp

本文中にも触れられていますが、機関車のことを「罐(かま)、釜」と呼ぶのは、蒸気機関車がお湯を沸かしてその蒸気で動いていたことに起因しますが、色々な鉄道車両を愛称で呼ぶことはあります。ただ、中には一部で呼ばれているだけのものもありますので、今日は思い思いにあげていこうと思います。

【数字になぞらえた愛称】
EF58は「ゴハチ」、EF65だったら「ロクゴ」のように、形式の数字をそのまま愛称にすることは比較的一般的な気がします。さらに車番の末尾まで入れて、例えば
EF5861「ロクイチ」、EF651059「センゴック」、EH500-901「クマイチ」などと呼ばれることがあります。

最後のクマイチは、901号機というのは多数存在するので、特定の車両を指す愛称としては少々難しい気がします。しかしながら、数字から愛称が決まっていくケースは結構あるように思います。

その中でもEF8181の「パイパイ」は、セクハラのように私は思うのではっきり言って嫌いです。他にもEF6627を「ニーナ」と呼びますが、これも女性の名前を連想させます。何となく違和感があるのは私だけでしょうか・・・?

【形態的特徴からの愛称】
EF55が「ムーミン」と呼ばれたのは、独特のフロントフェイスによります。
EF81300番台の「ステンレス無地塗装なし」の姿を「銀ガマ」と呼ぶのは、それに近いかもしれません。僚機のうち1両が塗装変更された場合に「茶ガマ」のように、愛称が決まるケースもあります。

【特定用途からの愛称① 客車との組み合わせ】
EF8195のように、スーパーエクスプレスレインボーの指定塗装をしている場合には、「レインボー」をもじって、「虹釜」のように、本来の用途からなぞらえていることもあります。ちなみにEF8195は、相方となる客車が廃止された後もそのままの姿で運用されている稀有な例と言えます。他にもカシオペア塗装機を「カシ釜」、北斗星塗装機を「星釜」と呼ぶこともありました。

【特定用途からの愛称① 廃車回送担当】
EF641031などの「双頭連結機」を装備した機関車は、電車の廃車回送をすることから「死神」と呼ばれることがあります。一方で新型車の回送にも同形式が使われることもあるのですが、そちらは「天使?」なんでしょうかね。

こんな感じでいろいろなケースが想定されますが、呼びやすい、親しみやすい名前が付くといいと思います。JR貨物の機関車は、「EF210を桃太郎」、「EH500を金太郎」としたのは今になって思うと愛称の浸透という観点で大分大きかったように思います。

さて少し話題がそれますが・・・「北斗星」のことを「とせい」と呼ぶ方が特に運転末期から増えたなぁという印象がありました。何というか、言葉が乱れているなぁと思っていました。私も年を取ったのかもしれません(笑)

今日は鉄道車両の愛称について考察してみました