撮影日2021.4.6
本日もようこそ。いらっしゃいませ。
前記事の続きの撮影記になります。
小野上工臨を撮影後、遅延はあったとは言え
時刻はまだ11:30。
祖母島駅より取り敢えずやって来た上り列車に乗車し、撮影地で出会った御歳80のオジ様鉄さんとお話をしながら移動する事に。
次は何処へ行こうか話していたところ、金島駅での列車交換時、何と今月より運行開始した矢絣ラッピングの211系が停車中。
今日は吾妻線内での運行日の様です。
こちら方面での撮影で会える事を期待していた編成が、 今まさに隣に!
オジ様鉄さんに御礼を申し上げ、急いで隣の下りホームへ周ります。
出発時刻も分かりませんので、逃してはなるまいと、取り敢えず矢絣に乗車しました。
先程の祖母島駅へ戻り、良景色の中を走る姿を撮影しようと試みました。
▲211系 A28編成(後ろ姿) 祖母島ー小野上
祖母島駅下車後、小走り10秒でこの景色撮影を手に入れる事が出来る好立地なのです。
ここでの撮影は実は撮影地の第二候補に目を付けていた場所。工臨撮影はここではできませんでしたが、矢絣211系を捕まえました。
背景の山、新緑や紅葉シーズンには明るく染まり、美景を愉しませてくれそうですね。
この矢絣、確か内装も工夫があると聞いていた事を思い出しまして。
▲211系 A28編成 座席背もたれの様子
両毛線沿線の市の花をモチーフにした座席。
そして、両毛線は生糸、織物の輸送と共に発展した歴史があり、矢絣模様が採用されております。何処か着物(和装柄)を連想し、鉄道と織物文化の融合を感じました。何かもう少し装飾も欲しいところですが、予算等、大人の事情もあろう、そこを突っ込むのは野暮と言う物でしょう。
この矢絣編成、僅か一編成のみの運行でして、
「出会えたらラッキー、会える確率は約3%!?」
の触れ込みで駅構内のあちらこちらで宣伝ポスターが掲載されておりました。
これは 「Mコネクト〜線路は続くよ♪地域をつなぐプロジェクト〜」 キャンペーンの一環で、6月30日までの予定だそうです。
限定とか、残り僅か 等のセリフに弱いのよ。
両毛線、信越線、吾妻線、上越線の普通列車で運行されております。
しかしながら、早速 出会えてしまった私。
その3%確率の当たりなのでしょうか。
ええっ!こんな事に運を使ってしまって良いのだろうか?
こんな事なら宝くじでも数枚購入しておくべきだったのか。
いえいえ、鉄道ファン的には正しい運の使い方だと信じた方が楽しい撮影行となるのでしょう。
▲祖母島駅ホームで
しかし、急いだ甲斐もなく、意外にもホーム停車時間が一分程あり、表題撮影の前にサイドから方向幕と矢絣模様をメインに撮影。
そして、無事に撮影出来たと言うわけです。
しかし、この編成を前面から撮影しておきたいところです。戻ってくるのをこの駅周辺で2時間40分も待ちました。何しろ一時間に一本のダイヤ。この時間に至っては2時間に一本。
その間、周辺をロケハン散歩して時間を潰しました。
▲A27編成 新前橋行き(14:09)
残念ながらやって来たのはラッピング車ではありませんでした。矢絣ラッピング車の撮影は諦め、仕方無くこれに乗車し、別の路線に向かっております。
しかし、この日の帰りがけ、高崎駅で信越線運用に就いていた矢絣ラッピング車に遭遇する事が出来ました。
▲A28編成 水上行き(信越線運用) 19:28
何とか前面からの撮影に漕ぎ着ける事が叶いました。御縁があった様です。
続く〜。
御訪問頂き、ありがとうございました。