こんにちは。
今日はNゲージ鉄道模型、表題は略記しましたが先日のKATO/TOMIX 485系Tc200/1000番台編成の整備が終了しました。表題の整備を主に行っていますが、グリーン車の座席表現法Ver.2がメインになります。
■スノープロウ
先頭のクハ481-200 脱落していたスノープロウが戻りました。
付いていたものは相変わらず行方不明なのでパーツを入手して取付です。クハ481-300ではなく、クハ189と共通部品なんですね。貫通路付スタイルつながり ということかな。
■座席表現
先日キロ180に完全フリーハンドで座席表現を入れてみましたが、普通車までやろうと思うと気の遠くなる作業だったので、もうちょっと簡略化できないかな?と考えました。同じくグリーン車のサロ481に施工します。
まず準備したのがこれです。阪急電車のドアみたいですが、そうではありません(笑)。グリーン座席になるシールです。例によりインクジェットプリンターによる自作ものです。1つ折り曲げていますが、裏には接着強度の強い両面テープを貼っています。これをやらないと剥がれて来るのは上リンクのキロ180で確認済みです。写真のシールは縦幅が約10mmなので同じ幅の両面テープを使えば楽ですが、手持ちがないので5mm幅を2本貼っています。
これを座席に貼り付けて行きます。細かい作業であることはフリーハンド塗装と変わりませんが、塗り分けを上手くやろうと神経を尖らさなくていい分だいぶ楽です。接着力に関してシールに更に両面テープを貼った効果は大きい気がします。ポジションズレの修正をするにもそう簡単に動きませんから。この先耐久テストは必要ですがこりゃ大丈夫なんじゃないか?と直感します。座席シールも下に写る印刷したまんまの連続したものに、予め両面テープを貼っておいてから切り出せば楽になります。
シールが貼られない座席の両サイドのみ赤2号塗装しました。完全フリーハンドよりもだいぶ楽になったと思います。普通車まで考えると相当な作業量にはなりますが、これなら順次進められるかな。沢山居るクロスシート車全制覇までだいぶ時間はかかると思いますが。
座席関連で1つ気付いたのは...KATO(奥)とTOMIX(手前)のクロスシート座席表現って逆向きなのね(汗)。どちらもモハ485、私の所はKATO車両が圧倒的に優勢で、TOMIXのクロスシート車は485系しか居ないんですが、他の競合車両も逆向きなのかな?
■碍子塗装
485系ではこれまでやっていなかった碍子やパンタグラフの塗装も実施しました。
4号車 TOMIXのモハ484です。碍子には白色、パンタグラフはメタルプライマーを吹いた上ニュートラルグレーのスプレー塗装です。
KATOのモハ484です。こうして見比べるとKATOの方が細かく表現されているんですねー。
写真は以前鉄道博物館で撮影したモハ484の屋上、交直切換器付近です。右の空気遮断機へ繋がる黒い結線もKATOには表現されていたので、実車に習って黒塗装としました。
さて、モハ484は12両編成中4両居ます。(←リンク記事には編成表を掲載しています。)各車碍子が沢山とパンタが2基づつ、塗装も結構な作業量です。ナナゴー4両分のようなイメージ...
碍子塗装は今回思いついてこんなやり方をしてみました。ワニ口(ミノムシ)クリップのリード線を外したものを用意し、これで碍子を挟んで塗装です。ミノムシを指先で回しながら塗装でき、楽になります。ピンセットで摘まんで作業中にピョーンと飛んで行方不明になり捜索に苦労した(汗)、ということがありましたので考えてみました。
リード線の両端分2つあるので、1つ終わって乾燥しているうちにもう1つの作業ができます。
更に2,3個あっても良いかもしれません。
全車シール貼りも終えて整備終了、運用に戻ります。座席表現を入れたグリーン車の見た目はキロ180と遜色なし、シールの耐久性を見て行きます。
碍子の色入れもいい感じかな。引き続きL特急”やまびこ”として運用します。
最後までご覧いただきありがとうございました。