昨年10月31日に開業し、もうすぐ半年を迎える東武東上線「みなみ寄居」駅ですが、管理人はまだこの駅を未訪問だったことから、今日行って参りました。

小川町まで快速に乗り、寄居行きに乗り換えます。

 

小川町では同じホームで接続がとられる

 

小川町では池袋方面の列車と寄居方面の列車は、同じホームで接続がとられます。池袋方面の列車が2番線に入ったときは、寄居方面の列車は1番線発着、池袋方面の列車が4番線発着のときは、寄居方面の列車は3番線発着となります。管理人の乗った列車は4番線到着だったため、寄居行きが3番線で待っていました。

 

みなみ寄居駅は、東武竹沢-男衾の間に開設された駅。周囲はこんな感じです。ホームに電車が停車している写真を2点(1枚目は池袋方、2枚目は同じ立ち位置から寄居方を向いたもの)、駅の外から寄居方を望んだ写真を1点、それぞれをノーキャプションで。

 

 

 

 

いかがでしょうか。この駅の立地がどのようなものか、お分かりいただけると思います。

ちなみに、3枚目の写真の道路の左側、ガードレールのさらに外側に黒い鉄製の柵が立っていますが、その向こう側はホンダの社有地となっていて、「ホンダ所有地 立入禁止」という表示があります。

 

降りてみます。

改札口は東上線末端区間の駅としては広くとられていますが、これは駅と直結している「本田技研工業(ホンダ)寄居工場」に勤務する従業員を捌くためでもあるのでしょう。

ただし駅事務室はあるものの、管理人が訪ねた午後3時は無人となっていまして、恐らくですが普段は無人駅と同じになっているのではないかと思います。

 

末端区間にしては広い改札口

 

無人がデフォルトのためなのか、こんなものもあります↓

 

乗車駅証明書発行機

 

こんなものが設置されたのは、無人のためもあるのでしょうが、最大の理由は恐らく、駅開業後しばらくの間は、池袋方面からは東武竹沢駅と同じ扱い、寄居方面からは男衾駅と同じ扱いになっていました。そのため、乗車駅を確定させる必要があったことから、このようなものが設置されたのでしょう。

 

出口の案内がこちら。

 

「本田技研工業 寄居完成車工場」とある

 

右の矢印が一般客用の出口で、左はホンダの工場に直につながっています。勿論、外に出られる階段も左側にはありますが。

 

この駅は、本田技研工業が建設費の大半を負担した「請願駅」どころか、JR鶴見線海芝浦駅にも似た、「企業駅」ともいうべき駅なのですが、そのことが如実にわかるのが、駅から連絡橋が工場の入口まで伸びていること。

写真の点数が多くなりましたので、以上を前編とし、後編でその連絡橋などをご紹介することにいたします。

 

というわけで→後編へ続く