川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

大遅延の貨物列車撮影 貨物列車撮影 4/10

好天に恵まれた本日の川崎界隈。

本日は朝早くからお出かけしたので非鉄予定でしたが、夕方自宅に戻るとなにやら機関車の故障?だかで貨物列車のダイヤがボロボロになっていることを知り、もしかしたら普段は撮れない面白い画が得られるかも・・・と思い、渡田踏切で急きょ「夕練」を行うことにしました。

 

運転状況がイマイチ読めないものの、一応74レの通過時刻に合わせて向かったところ、いきなり思いもよらぬ列車が登場!!

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3086レ EF66 27

一発目にやってきたのは、なんとニーナさまでありました!!

もともと本日の3086レの牽引機は27号機だったものの、定刻だとお昼ごろに通過する列車なので今日は諦めていたのですが、大遅延してくれたおかげで撮影することが出来ました。

そして74レのスジで運転されたことにより、定刻では絶対に得られぬ最高の斜光線をいただきまして、これだけで夕練した価値があったというものですな。

 

思わぬ成果を得て気をよくしたので、その後も撮影を続行。

続いては先日のダイヤ改正の目玉の一つである列車を初撮影。

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1092レ EF66 117

こちらは先日のダイヤ改正にて、運転時刻が夜間から昼間に変更されて撮影可能となった1092レで、私にとっては今回が初めての撮影となりました。

東海道線からの上り貨物は影響がなかったのか、この列車は定刻通りでの運転だったようです。

 

初撮影の列車なので、荷のほうも記録しておきます。

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中京地区発着の列車だけあり、化成品類の荷が多い印象ですね。

定期的に観察して、荷のほうもコツコツ記録したいところです。

 

続いては鹿島貨物の時間なのですが、ここでもダイヤ乱れの影響が。

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72レ EF65 2057

72レも定刻なら13時ごろに運転される列車ですが、今日は4時間ほど遅れて1094レのスジに乗ってやってきました。

PF自体はこの界隈では見慣れた存在なものの、隅田川シャトルの一部が持ち替わり74レもEF66で運転されている現在、この時間帯にPFが充当される上り列車は「クリーンかわさき号」しかないので、それなりに珍しいカットとなりました。

72レの通過後、今度は下り列車が登場。

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3087レ EF210-321

3087レは定刻であれば8時ごろに通過する列車ですが、10時間くらい遅れていたようですね。

しかしながら日没間近の半逆光によって、この列車の特徴であるカンテラテールが引き立ち、個人的にはケツ打ちながら気に入っております。

 

そしてその3087レの通過を待って、またまた思いもよらぬ列車がやってきました。

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8152レ EF65 2094

なんとPF白プレ牽引のリニア残土輸送列車が登場。

この列車は梶ヶ谷タ~扇町駅の単純往復列車なので、今回の機関車故障の影響は直接関係ないのですが、一大中継地である新鶴見信号場がメタメタな状態になったため巻き添えを食らい、2時間以上遅れたようです。

本当なら浜川崎駅のホームから狙うべきなのですが、移動している時間が無かったので、渡田踏切からの撮影になったのは惜しかったですね。

 

お次は79レなのですが、やってきたのは謎の列車。

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列番不明 EF66 129

EF66 129の運用から見ると4093レが当てはまるのですが、JR貨物の輸送情報には4093レの遅延は記載されていないので、詳細は良く分かりません。

ただ79レのスジに乗っけたということは、東海道線ではなく新鶴見信号場へ向かったのは間違いないと思いますが。

 

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1152レ EF210-172

こちらは根岸からの列車なので、定刻での運転でございました。

 

そろそろ3086レで上ったニーナさまが戻ってきそうなので、1152レのあとは小田栄駅に移動します。

日没ギリギリの時間に福岡行きの5053レがあるので、そのスジに乗せて1097レが運転されることを期待したのですが、やってきたのは・・・

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79レ EF65 2085

残念ながら、隅田川シャトルの79レでございました。

 

当てが外れてガッカリしたんですが、カマ次位にレアコンテナが載っているのを発見し、あわててシャッターを切ります。

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PCB輸送用のW18Fコンテナが2連続で積載されていました。

さらに後方にも1個載っており、全10個しか製作されていないらしいW18Fコンテナが1列車に3個も載せられるのは、かなりレアな光景なんじゃないでしょうか。

 

このあと暫く東海道本線へ下る列車は無いので、こうなると当てもなく「持久戦」を展開するしかありませんが、露出的に猶予はほとんどありません。

なので10分だけ粘って、それでも来なかったら帰ろうと決めて最後のあがきを行うと、まずは上り列車が登場。

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4074レ EH200-3

こちらもお昼過ぎの名物列車ですが、4時間半遅れでの運転でした。

 

さらに続行で今度は東海道本線から上り貨物。

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66レ EF66 115

定刻だと朝7時くらいに通過するので、ほぼ半日遅れたようですね。

 

このへんで10分が経過したので、諦めて切り上げるか・・・と撤収しようとしたら、下り本線の信号機が青になっているのに気が付きました。

もしやと思ったら、ついに待ちに待ったニーナさまが登場!!

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???

 

周囲の露出無さすぎ&ハイビームモロ被りにより、肝心の機体がほぼぶっ飛んでしまい、なんだか分かんないカットになっちゃいました (^_^;)

一応ニーナでっせという証拠?のため、ホーム通過時のカットもオマケで掲載しておきます。

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カマ次位のタンクコンテナを見れば、紛れもなく1097レを牽くニーナというのがお分かりになると思います。

 

本当はホーム照明を利用して撮ればよかったんですが、レンズが100-400mmの望遠しか持ってなかったので、どうしようも無かったのです。

レンズを複数持ってないと撮影の幅が狭まり撮影機会を逃すことに繋がるので、やっぱり横着は良くないですな・・・。

 

といった感じで、急遽敢行した夕練はこれにて終了。

なかなかの成果が得られた撮り鉄活動でございました。