2021年4月10日土曜日

中央本線 大日影トンネル

こんにちは
かいじ117号です。


今日は中央本線の廃線跡、大日影トンネルの話題です。

大日影トンネルは1903年の中央本線開通時から使用されていたトンネルで1997年の新大日影第二トンネルが開通するまで使用されていました。2005年に勝沼町(当時、現甲州市)に譲渡され2007年には遊歩道として整備されました。トンネル全長は1367.8mあります。9月の暑い時期にいきましたがトンネル内はひんやりとした空気が涼しく歩くにはとても快適でした。

大日影トンネル東隣の深沢トンネルは「深沢トンネルワインカーブ」として整備されました。

写真は全て2009年9月に撮影したものです。

大日影トンネル遊歩道、勝沼側入り口

新大日影第二トンネルと大日影トンネル

トンネル内、線路両側は歩きやすいように整備されています。

トンネル内甲斐大和側は線路中央部が溝渠水路になっています(約330m)。

トンネル内の待避所の一部には建設時などのパネルが展示されています。

トンネル内のキロポストや勾配標、ケーブルなどは現役時代のままとなっており設備を見学できました。

トンネル内に平坦な区間はなく、勝沼駅に向かって25.5‰、25‰の下り勾配です。

内部の石積みやレンガ積みの側面、またSLが走ってたため煤煙の汚れが確認できます。

スイッチバック時代の配線跡地には駅のオブジェがあります。春は桜が美しいです

EF64 18号機も保存されています。

深沢トンネルワインカーブ、大量のワインが保管されている。

深沢トンネルもレンガ積みのトンネル

※2011年より大日影トンネルは漏水が確認されたため、2012年1月から2013年4月まで一時閉鎖され補修工事が行われて通行が再開されました。

※2015年の調査により漏水及び経年劣化の対策が必要となり2016年4月25日より閉鎖されています。現在は通行ができません。

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