駅弁の日や建具の日、ヨットの日、四万十の日、インテリアを考える日、ステンレスボトルの日など数多くの記念日に制定されている今日は、この日に全線開通した神戸電鉄粟生線とJR瀬戸大橋線について紹介させていただきます。
駅弁の日は、日本鉄道構内営業中央会が1993年に制定。4月は駅弁の需要拡大が見込まれる行楽シーズンで、「弁当」の「とう」から10日、さらに「4」と「十」を合成すると「弁」に見えることが由来。
個人的に駅弁は去年の四国1周旅でも食べた「牛肉どまん中」が一番好きですねキラキラ
建具の日(良い戸の日)は、日本建具組合連合会が1985年に制定。
四万十の日は、高知県中村市の「四万十の日実行委員会」が1989年に制定。写真は四万十川
2008年制定された、交通事故死ゼロを目指す日は、統計が取られ始めた1968年以来、死亡事故の起きなかった日が1日も存在しないことに鑑み、内閣府中央交通安全対策会議交通対策本部で、交通死亡事故がこの1日だけは1件も起きないことを願い、全国的に死亡事故防止を呼びかけています。
では本題に入ります。

【神戸電鉄粟生線】
1952年4月10日に、神戸電気鉄道(現:神戸電鉄)粟生線 電鉄小野駅~粟生駅間が開業し、全線開通となりました。 
粟生線(あおせん)は、兵庫県神戸市北区の鈴蘭台駅から兵庫県小野市の粟生駅までを結ぶ20駅29.2Kmの路線です。
粟生駅
ピーク時の年間利用者数1400万人から600万人以上の利用に減少した神戸電鉄粟生線は、沿線の車社会に加えて競合する神姫バスやJR加古川線、神戸市営地下鉄などに客を奪われ年間約10億円の赤字を出し、路線の存続が危ぶまれています。(写真は神戸電鉄のキャラクターしんちゃん)
路線の維持に苦戦を強いたげられている神戸電鉄さんには頑張っていただきたいと思います。

【JR本四備讃線】
1988年4月10日に瀬戸大橋が開通し、JR本四備讃線(瀬戸大橋線)児島駅~宇多津駅間と坂出駅への短絡線が開業しました。写真は開業30周年記念ヘッドマークを掲出した快速マリンライナー
1988年3月20日、瀬戸大橋博覧会開催に伴い茶屋町駅~児島駅間が暫定開業、4月10日に全面開業し、従来運航されていた宇高連絡船に代わる本州と四国を結ぶ橋渡し役となりました。
瀬戸大橋線の一部である「本四備讃線」(ほんしびさんせん)は、岡山県倉敷市の茶屋町駅から瀬戸大橋を渡り、香川県綾歌郡宇多津町の宇多津駅を結ぶ6駅31.0Kmの路線です。
瀬戸大橋線とは、瀬戸大橋を通り岡山県岡山市北区の岡山駅と香川県高松市の高松駅を結ぶJR西日本とJR四国の路線の愛称で、20駅71.8Kmの路線です。
JR西日本JR四国が運行する瀬戸大橋線は、区間ごとに運営と路線名が分かれています。
宇野線:岡山駅~茶屋町駅間
本四備讃線:茶屋町駅~児島駅間
本四備讃線:児島駅~宇多津駅間
予讃線:宇多津駅~坂出駅~高松駅間
瀬戸大橋には自動車道と鉄道が通り、鉄道道路併用橋としては世界最長で「世界一長い鉄道道路併用橋」、2015年にはギネス世界記録に認定、2017年に日本の20世紀遺産に選定されています。
岡山駅で山陽新幹線に連絡する四国各地を結ぶ特急列車が多数運行されているほか、首都圏から東海・京阪神を経由して四国を結ぶ寝台列車「サンライズ瀬戸」も運行。
岡山駅~高松駅間の快速「マリンライナー」のほか、JR貨物による貨物列車の運行も行われており、四国~本州間の物流やを担う重要な役割を果たしています。写真は予讃線内を走る貨物列車
今日はこれらの出来事がありました。
関東などで桜が散ってしまい、季節の変わり目となりましたが、皆様も寒暖差で風邪など引かぬようご自愛下さいピンク薔薇写真はハナモモ
あっという間に藤の花が綺麗なシーズンを迎えそうですねアセアセ写真は2年前の亀戸天神

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

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