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【JR北海道JT】ニセコエクスプレス◆データファイル

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ニセコエクスプレスの簡単な解説

◆JR北海道が保有するジョイフルトレインで、1988年12月に登場した。老朽化し始めていたアルファコンチネンタルエクスプレスに代わる存在として企画され、現在に至るまで活躍している。ジョイフルトレインとしては珍しく「改造車ではなく新製車両」として登場した。形式はキハ183系5000番代を名乗っていた。

しかし、修理部品の調達が難しくなったためついに引退が発表されてしまった。「一点物」であることが仇となったかっこうだ。2017年10月29日(日)、11月3日(金)、4日(土)にラストラン列車が、札幌~(函館本線)~蘭越で運転された。

主な運用

この車両が登場した1988年12月から継続して毎年冬に、ニセコ~札幌(新千歳空港延長あり)を結んで、スキー需要の臨時特急ニセコエクスプレスが設定されていた。1998年10月~2012年2月は臨時特急ニセコスキーエクスプレスの名称で、ニセコ~小樽・札幌などで運転されたが、時折一般型のキハ183系も使用されたようだ。少々情報が錯綜するが、1999年12月18日~2000年3月26日に限っては臨時特急ニセコスキートレイン(1~4号)としてニセコ~札幌・新千歳空港を結んで運転した。

しかし2013年以降はスキー列車としての設定は特になかったことに加え、2017年9月に「ニセコエクスプレス」車両として活躍してきたキハ183系5000番代が廃車となったため、事実上の廃止となった。

◆ニセコエクスプレスの画像集

ニセコエクスプレス画像提供:♪An’s Railway memo☆様

2003年12月から7年間は北海道日本ハムファイターズのラッピング車両となっていた同車だが、2010年12月の検査出場後は元のカラーリングに戻された。エンブレムや先頭のサインがなくなってしまっている。

◆お役立ちサイトご紹介

・ 【ZONE-S 鉄道座席趣味】・・・車内の解説が中心のサイトです。 ●ニセコエクスプレス

・ 【座席探訪】・・・列車内の様子を解説してくれているわかりやすい写真集。車両のタイプごとに詳細な解説と画像が含まれているサイト。おすすめです。 ●キハ183系ニセコエクスプレスシートマップ

ニセコエクスプレス号のデータファイル

【登場時:1988年12月】運転エリア:函館本線「山線」など
・   使用車両:キハ183系5000番代(3両)
【2003年12月】北海道日本ハムファイターズのマークをラッピング。
【2013年8月から2014年7月】特急北斗号の代走として活躍。
【2017年11月4日】引退。
【2019年5月27日】クラウドファンディングによる保存成功。(キハ183-5001)

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