夏休み大遠征2020後編・前回のあらすじ:ハウステンボスで一般ピープルのように観光していました。
前回はハウステンボスを離脱したところで終了しましたが、一気に場所は飛んで長崎駅に到着したところから再開です。駅に戻ってきたのがギリギリで、乗車した快速シーサイドライナー号が思いのほか混雑していたので… 長崎駅は駅高架化と2022年開業予定の長崎新幹線乗り入れのために工事の真っ最中であり、新駅舎は2020年3月に完成したばかりです。駅前広場までは少し離れているので連絡通路を歩いていきます。 ・・・・ ・・・・・・・・・・・ いや長いって!!! 長い長い通りを抜けて駅前広場までやってきたのですが、まさかの駅前の飲食店がほぼ営業終了しているとは…こんなことならハウステンボスでもっと色々と食べておくべきだった… ということでハウステンボスで買ったお土産用のお酒と地元スーパーの長崎産のものを買って晩酌タイム。そんなこんなで夜は更けていくのでした。 翌朝、宿の最寄駅である五島町電停にやってきました。思いのほか早起きできたので長崎市内を走る路面電車、長崎市電制覇を目指します。 五島町電停は1系統の電車しか停車しないのでとりあえず来た電車に乗車します。 新地中華街電停で5系統の電車に乗り継いで、最初に着いたのは石橋電停。 駅の目の前にはグラバースカイロードというエレベーターがあります。このエレベーターを乗り継ぐことでグラバー園へ楽にアクセスすることができます。要は俺みたいな運動不足野郎はこっちのルートで行けよ、ということです。 ちなみに、グラバー園の徒歩での最寄り駅は一つ手前の大浦天主堂電停です。普通に長崎市内を観光するならこちらで下車するのが良いかと。 今回の目的は長崎市電制覇なのでそそくさと電停に戻ります。 でんこの元ネタ駅その56:蛍茶屋に到着。 No.66 蛍茶屋みなも 明るく元気な夢見るでんこ。奪取er協会直属のラッピングモデルになるのが夢で、日々ファッションの勉強中。ちょっぴり熱血なところがあり、夢へかける情熱は人一倍!実は案外趣味が渋く、好きな飲み物は昆布茶なんだとか……。 蛍茶屋電停。5系統を乗り通してきました。 ホームは国道34号線の間に挟まれるような形で存在します。また目と鼻の先には車両基地と営業所があり、長崎市電の拠点的なポジションの電停です。 しかしこの道の混雑は凄まじいものがありますな・・・。いくら朝のラッシュの時間とはいえ双方向とも大渋滞を起こしているとは。 当初の予定では蛍茶屋電停からは本数の少ない4系統に乗車してから長崎駅方面に戻る予定でした。しかしそれを妨げる魔の手が… そう、謎の腹痛の波が襲ってきたのです。 「これは・・・電車を待っていると間に合わないっ・・・!」そう思い目の前に停車している1系統に乗車して先に長崎駅に向かうことに。 助かった・・・・・。 長崎駅周辺も開いている店や建物が少なく(駅までも遠いし)トイレを探すのに右往左往していましたが、間に合ったのでよしとします。 予定が狂ってしまいましたが、2号線を乗り通して崇福寺電停に到着。 周辺には電停の名前になっている崇福寺の他にもお寺や神社が複数あります。 と、ここで時間を確認すると長崎駅からの特急列車の発車時間が近づいていました。残念ながら長崎市電制覇はまたの機会に。 腹痛に襲われなければもう少し回れたんじゃないかと後悔中・・・。 長崎駅に戻ってきました。 新駅舎に向かう無駄に長い通路、昨日着いた時は夜で辺りが真っ暗だったので分からなかったのですが、これは旧長崎駅のホームですね。線路があったようなスペースや使用停止している駅名標がそれを物語っています。 長崎駅に着いてからも腹痛と戦っていたので、これから乗車するかもめ14号に乗れたのも時間ギリギリとなりました。 諫早駅を過ぎると広大な有明海沿いを走行していきます。この区間は将来長崎新幹線が開通すると優等列車は肥前鹿島駅~博多駅間の一部列車を除いて全て廃止となってしまう予定なので、かもめ号からこの車窓が見えるのも残り僅かです。 新鳥栖駅に到着。 道中列車が遅れていた様子はありませんでしたが、新鳥栖駅には約5分遅れでの到着。おかげで九州新幹線への乗り換え時間が3分ほどになってしまい、急いで九州新幹線に乗り換えたところで次回に続きます。