2021年4月5日月曜日

続・進駐軍専用客車【N】

以前アップした【N】マシ38入り“特殊列車”の昭和20年代風客車群ですが、その後“くろま屋”さんで軍標記(ARRIED FORCESと軍名称用アルファベットのバラ文字)用のインレタが発売されていることに気がついて注文。

↑試しに2両ばかり転写してみたらよい感じでしたので追加した車両も含めて進駐軍仕様に衣替えしてみました。


以下1両ずつさらっと解説します
マニ3020(←4桁数字は省形式ではなく軍番号) ARIZONA
中古店で手に入れたナカセイのマニ31キットがベース。台車はカトーの物を使用
接収された荷物車は窓の保護棒を外すことも多かったそうなのでそれを表現しています。

荷物・座席合造車スロニ2514 CROOKSTON
カトーのスハニ32をベースに白帯を追加。
連合軍は座席車は2等レベルを要求したので合造車の3等席を2等席に改造したそうです。

軍団長車(軍要人のオフィスカー)オイ1812 SAGINAW
MODEMOのスハフ32ダブルルーフ車をベースに簡単に窓埋めと室内を表現しています。

座席車スロ23172 HOBOKEN
MODEMOのスロ33の青帯を白帯に塗替え

座席車オロ2326 PLAIN WELL
おなじみカトー製オロ30の塗り替え

スシ2205 CERDAR RAPIDS
カトーの「安芸」セットのマシ38にベンチレーターを追加して改造

クラブカー オイ2802 SPARROW
カトー製オハフ33の内装を改造して塗替え(以前の投稿を参照ください)

部隊料理車(簡易食堂車)ホシ3303 BROWN WOOD
マイクロエースのワキ1の妻面に幌を付けました。

ここからは接収されていない客車
スロ33
MODEMO製品

スハ32
トミックス製品をぶどう色1号に塗り替えて

オハフ33
こちらもトミックス製品の塗り替え

ナニ2501
マイクロエース製。製品はぶどう色2号ですが全体的に黒っぽく汚して塗替えを避けました

進駐軍専用客車各車は資料から判断してぶどう色2号に白3号の帯色で塗り、つや消しクリアで仕上げてぶどう色1号塗装車に比べてやや白っぽい色合いを表現しています。
また軍番号と名称(ほとんどがアメリカの地名です)は資料を当たって実在したものにしてあります。
実際に携わった方々からしたら苦い思い出があるかもしれませんが、白帯を巻いてアルファベット表記された旧客は興味を引くものがありますね。

走らせるには時代的に見合う牽引機が少ないのがちょっと困るところです。
最後のは軽いジョークですよジョーク…

参考資料
中村光司著「知られざる連合軍専用列車の全貌」
「鉄道ファン」 2003-8
ほか

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