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京王線に「準特急」という種別が設定されてから今春で20年の節目を迎えました。
設定当初は特急停車駅に分倍河原・北野の両駅を加えた形態となっていた一方、2011年の東日本大震災に伴う節電ダイヤが施工された際に特急の運行が中止&最上位種別が準特急となる状態が約2年続いた後、調布駅の地下化工事が完成して初めてのダイヤ改正だった2013年2月のダイヤ改正で分倍河原・北野の両駅が特急停車駅に格上げされた影響を受ける形で一旦本数が大幅に削減されたものの、2015年9月改正で笹塚・千歳烏山の両駅が準特急停車駅に格上げされ、運行本数も再度増加して今日に至っています。
2015年9月改正からは相模原線系統にも準特急が新設、これを機に相模原線特急のほとんどが準特急へと格下げされただけでなく、近年のダイヤ改正で京王多摩センター~橋本間で各駅停車になる列車も多数設定されている一方で、2013年2月改正で復活したばかりの相模原線特急が大変貴重な存在に転落するなど、2015年9月改正を境に京王線全線で再び準特急の存在感が増す結果にもなったようです。