■リニア中央新幹線

2027年に品川~名古屋間での運転が計画されているリニア中央新幹線


名古屋のリニア鉄道館にも展示がされていますが、実際に走行試験を行っている山梨県の実験線に行ってきました。



■リニア見学センター
リニア実験線は全長42.8kmありますが、ほとんどがトンネルになっていて、地上を走る区間はごくわすかです。

見学に好適なのが、山梨県都留市にある山梨県立リニア見学センターです。
大月駅から路線バス(15分)で行くか、富士急行線の田野倉駅から徒歩25分です。
また無料の駐車場もあります。


リニア見学センターは、わくわくやまなし館どきどきリニア館の2つの建物からなっています。
それぞれを見ていきましょう。

■わくわくやまなし館
こちらは開館当初からある建物で、入館することができます。
1階が売店、2階が山梨の観光PRコーナー、3階が実験線の展望室になっています。


早速、3階の展望室にやってきました。
大きなガラス張りの窓からは、実験線が良く見えます。


円形になっているので、実験線の左右遠くまで良く見えます👍️


また、モニター画面には、リニアの現在位置が表示されているので、目の前を通過するタイミングを把握することができます😉


そして、リニアがやってきました⤴️
と思ったら、行ってしまいました😅

シャッタースピード1/2000なので、止まっているように見えますが、目の前を通るのはほんの一瞬。瞬きしてたら、見逃してしまいますよ💦


この見学センターの位置は、実験線の中間地点なので、フルスピードで通過していきます😅
この日の時速は、504km/h

訪問したタイミングが良かったのか、リニア走行を1時間に何度も見ることができました🙌

※写真ではスピードが感じられませんので、文末に走行動画を載せておきます。

■どきどきリニア館
どきどきリニア館は2014年に開館した新館で、リニア関係の展示はこちらの建物です。
わくわくやまなし館からは、屋根付きの歩道で徒歩1分です。
有料ですが、県立の施設ということもあり大人420円とお財布にやさしいお値段です👛


館内に入ると、シンボル展示として2003年に有人走行で時速581km/hを達成したMLX01系の実物車両が展示されています。


車内にも入ることができます。

新幹線みたいな座席が並んでいますが、結構狭い印象です😅
(走行時には写真左側にも座席があったのですが、右側のみを残して展示されています。)


他にもジオラマがあったり、


シアターがあります。
シアターの最後列の座席は、リニアの実験車両で使われていた廃品を利用しています🙄


どきどきリニア館の2階にあるテラスには窓がないので、リニアの走行音や波動を体感することができます。
小さなお子様だと、少し怖く感じるかもしれません😥



■リニアに乗りたい
時速500km/hの高速走行を体験する、有料の体験乗車ですが、2014~2019年の間に行われていましたので、体験された方もいらっしゃるかと思います。
しかし現在は募集が行われていないので、実際に乗車することは叶いません。


でも、どきどきリニア館には、磁気浮上走行を体験できるミニリニアがあって、無料で乗ることができます。



「大人も大歓迎」と書いてありましたので、もちろん試乗させていただきました!

本物とは少し仕組みが異なるのですが、実際に浮いて走っています。
乗車した感じは「浮いていると言われれば浮いてるかな」くらいの感覚でした😁

■最後に
それでは、最後にリニアの走行動画をご覧ください(5秒)。

※重要※

リニア走行試験は毎日ではありません!

金曜日夕方に翌週土曜日までの運転予定が公式HP で発表されます。

なお運転頻度や通過時刻の詳細の発表はありません。

運転日だとしても「見れる可能性がある」くらいで考えておいた方が良いでしょう。

また、リニア見学センターの休館日の確認もお忘れなく!


リニアの走行試験を見ることができたら、きっといい思い出になりますよ😉