こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、ED75 705(KATO 3075-3)の再整備を行いました。

 

写真は整備後の姿です。弄ったのは連結器周り、ホース、ケーブル類表現をPZ-001→カラーワイヤー化、最近コツコツ進めている内容が中心なんですが...

 

これが昨年7月記事の写真、整備前の姿です。ボディーにも微妙にメスが入っているのがお分かりいただけるでしょうか?(この2枚はどちらも1END側先頭、牽引するのは14系急行八甲田をイメージした編成です。この編成のサボ等表記入れもやらねばならんなー。)

 

左はTOMIXの9154を改番した759号機です。整備後の705と共に2END側を並べてみました。

759にはボディー下部からカッターを入れるという怖~いことをやってKE77ジャンパ開放栓閉→開 を表現しましたが...

 

こちらは1END側の写真です。

705号機には759号機と全く逆KE77開放栓開→閉

化しています。この作業、TOMIXに施工した時よりもっと怖かった...(汗)

 

折角両ENDジャンパ栓開表現で、ケーブルパーツまで付いていたのに..(笑)

 

勿論理由があります。

ED75 705の機番シリーズ未Upなので改めて写真を載せますが、この機関車は1971年に落成し[秋]秋田に配属され、84年には[福]福島へ転属しています。私が撮影したのは福島区へ転属した後になります。

 

福島区のED75は1END側(東北本線上り方)のKE77開放栓ケーブルは取り付けられず、エアホースも少な目だったんです。

708号機も福島転属組、機番シリーズに掲載した写真です。

 

止めとこうかとも思ったのですが、意を決して福島区時代の姿を再現してみることにしました。先ず矢印部 KE77開放栓”開”表現を削り落とします。TOMIXの閉を開にするには下からカッターで切込みを入れる所まででOKでしたが、今度は完全に削り落とさねばなりません。カッターが滑ってボディーに当たったら即傷つきアウトです。更に怖~~い作業でしたが、慎重に慎重に 何とかやりました。

 

そこへ廃車になった車両ボディーから”閉”表現の開放栓を削り出し、貼り付けます。

 

KATOの機関車は基本塗装仕上げで、ボディー材料そのものに色が付いていないので2枚上のように削った跡は白くなります。赤2号の塗料を挿して白い部分を目立たなくします。GMの鉄道カラーを使いますが、ボディーと若干色調が異なるので細い筆で必要最少限の色挿しです。作業のため外した解放テコと手すりを戻せばこの部分の作業終了です。

 

カプラーパーツ側のKE77ジャンパ栓本体も”開”表現を削って、余ったパーツから切り出した”閉”表現のスライスジャンパ栓を貼り付けます。これは先日のED75一般形で行ったのと同じです。連結器のねじ止めや穴あけ、カラーワイヤーの差込表現も同じです。

 

こうして1END側はKE77開放栓ケーブル無し、東北本線で活躍した”福島区仕様”になりました。エアホース装備も実車に合わせています。TOMIXではジャンパ(開放)栓閉を開に、KATOの700番台は開を閉に、何やってんだか..(笑)。なお秋田車は両ENDケーブル付、KATOさんはこの姿を再現されたんだと思います。

なお705号機のプレートはTOMIXのものを使っています。この先弄るかも知れません。

 

ED75 700番台はまだまだ弄る車両があるので福島車、秋田車、青森車 とバリエーションを付けてみようと思っています。福島車、怖ーーーい作業だけどもう1両施工候補が居ます(汗)。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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