去年の大晦日に愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)を全線乗車しましたが、全駅訪問もできたので、
順番はバラバラですけど、紹介していこうと思います。
■藤が丘
藤が丘は名古屋市営地下鉄東山線の東の終点で、地下鉄なのに高架駅となっている東山線から地上に降りて、地下に改札があるリニモへは結構な移動を強いられることになります。
東山線が1969年にリニモが2005年にそれぞれの駅が開業されて、1969年だとまだ藤が丘周辺は街としては整備されておらず、高架駅用の土地を買えたわけですが、その後は住宅地が立ち並んだことでリニモが開業した2005年だと土地が取得できず、やむなく地下に駅を作ったことが背景にあります。
藤が丘の時刻表を撮影。
朝は5時52分から夜は日付が変わった0時5分まで日中は8分間隔で運行されているので、全駅訪問はかなり楽です。
■八草
リニモの終点の八草に到着。副駅名は愛知工業大学前。
1面2線の島式ホーム構造で2005年の愛知万博開催時には2面3線だったそうですが、今は見る影もありません。
1番線は降車用となっていて、ホームの先は引き込み線はダブルクロッシング分岐器によって、隣の2番線に入る車両を眺めることができます。
ウネウネ動く分岐器を見れるのもこの駅の良さです。
八草は岡崎と高蔵寺を結ぶ愛知環状鉄道との乗り換え駅でもあり、
改札を一旦出なければなりませんが、改札を出るとすぐに連絡橋が通されているため、
隣の陶磁資料館南との間に車両基地があり、真ん中のレールが車両基地へ向かう引き込み線となっています。
引き込み線のすぐ隣を走る県道6号線を東に歩いていきます。
だんだんと高度を下げ、磁石の部分をよく見ることができて、運よく回送列車が通れば浮いてる様子を見れたわけですが、
この日の名古屋は最高気温が3度で外でじっとしていると寒さで身体がやられてしまうわけで、5分くらいでさらに東に移動。引き込み線は道路よりも下を通り、しばらく歩くと車両基地の建物を発見。
引き込み線も当然車両基地に通じていて、2編成が休憩していました。