都心の桜は完全に盛りを過ぎてしまいましたが、昨年初めて訪れた中央線の甲斐大和駅ならちょうどいい頃ではないかと思い、格別ネタ列車はありませんがお花見がメインということで出掛けてみました。

 

東京から笹子トンネルの手前まではドン曇りでしたが、トンネルを抜けると一転ピーカンに変わり、まるで魔法を掛けられたみたいです(^o^)

 

 

駅の東京方にある陸橋からは構内を見渡すことができます。

 

 

反対側を見ると直ぐ笹子トンネルがあります。

 

乗ってきた列車が八王子で貨レを追い抜いたので続行で来ると踏んで、切取りアングルで桜並木を入れて撮りました。

 

その後はトンネルからの飛び出しアングルに挑戦してみます。

 

 

本当はもっと接近してトンネルポータルにある明治の元勲山県有朋揮毫の扁額を見たかったのですが、鉄橋の袂は民家の敷地になっているので断念しました。

 

次に駅の反対側にある物を確かめに移動しますが、途中で武田勝頼の銅像を発見。甲斐大和が彼の終焉の地ですが、長篠の合戦に敗れて以降敗退を続けて、最後はこんな勇壮な姿ではなかったように思います。

 

さてそのある物とは甲府方の線路際にある諏訪神社の神木の枝が線路に伸びた時にそれを切ろうとした人達が悉く変死したというよくある鉄道の怪談話ですが、確かに枝の張り出しを防ぐためかシェルターが設置されていて、まんざら嘘ではないかもしれません。

 

その神社に踏み込んでみましたが、そんな話を聞くと真っ昼間でも不気味な感じがします。

 

この本殿の裏の木が問題の祟りの木です・・・・・・

 

甲斐大和の桜はビンゴでしたが、滞在中出会ったのは地元の通行人数人だけで花見客は皆無でした。189系が健在の頃にもっと早く来れば良かったのにとちょっと後悔しましたが、来年以降何かいい被写体が走ることを期待したいです。