2021-03-09 ついでに上毛4 | シーラカンスと僕

シーラカンスと僕

ちょっと空いた時間に読むブログを目指し、ちょっと空いた時間に更新します。



栃木県の足利市に来ています。


両毛線に乗っていたら知らぬ間に群馬県を抜けていたみたい。



久しぶりの遠出も終盤に差し掛かっています。




なぜか足利駅前のはなまるうどんで昼飯を摂り、歩くこと15分。





織姫神社に来ました。



なんてロマンチックなお名前。


その名前からなんとなく察せられるように、ここは縁結びの御利益がある神社です。



意図せず旅行のたびに神社に立ち寄ってる気がするな。

駅前とかにある周辺地図に「織姫神社」って書いてあったら、そりゃ行くでしょうよ。






こんな所にあります。


JRの足利駅からも、東武の足利市駅からも徒歩15〜20分程度。


足利学校をはじめとする観光地も点在しているので、歩いているだけでも楽しい。












高台にある本堂に参拝。



この織姫神社自体が高いところにあるため、めちゃめちゃ階段を上ります。


この日は歩き通しだったので階段を見て引き返そうかと思ってしまった。





つまり高台にあるということは、、、







眺望が素晴らしいというわけなんですね。


ここは関東平野と山の正に境目なので、
渡良瀬川の方角(写真1枚目)を向くと広大な景色が、
JR駅の方角(写真2枚目)を向くと足利の街並みをそれぞれ見ることができます。



写真では判別できないけれど、川の対岸には東武線が走っています。


ちょうど"特急りょうもう号"が走っているのが肉眼で見えたよ。












帰りは川沿いを歩いて駅へと戻ります。


川面を横目に土手を歩くイメージだったのが、現実はそこそこ交通量のある車道越しの渡良瀬川になってしまった。


途中で何やら文字の書かれた碑を発見。


これは森高千里の"渡良瀬橋"という曲の歌詞で、真横にあるボタンを押すと楽器が流れます。


好奇心に駆られてボタンを押すと、中の下の音質で曲が流れ始めました。







帰りは南口から。


こちら側はロータリーのみの小ぢんまりとした造りになっています。


時刻は16時。


下校途上の高校生に四方を囲まれて、両毛線に乗り込みます。








予定では佐野厄除け大師に立ち寄るつもりだったけれど、足利で想定を上回る満足感を得たので終点の小山で来てしまいました。



大回りでは幾度となく乗った両毛線だけれど、降りてみると新しい楽しみがあるね。


これだから旅行はやめられないのよ。











乗り継ぎの時間があるので街に出ます。


駅前の周辺案内図に「思川の桜並木 徒歩7分」という記述を発見。


せっかくだから桜を見ようじゃないかと駅前通りを川に向かって歩き始めます。



ふと街路樹の桜に目をやると、まだ蕾のままではありませんか。


ここで咲いていないのだから川沿いだって咲いているはずがないではないか。


冷静になって華麗なUターンを決めました。











適当に駅ビルを徘徊し、湘南新宿ラインに乗ります。


帰りも階下席。


徐々に車窓は暗くなっていき、新宿までの読書タイムを楽しみます。









約1時間半で新宿に着き、乗り換えます。






どどん。


帰りは今回の目玉ホームライナー小田原21号"に乗ります。


乗車記にも書いたけれど、ライナー号のホームに着いた時点で30人ほどの乗車列が経過されていました。


引退まで若干の日数があるとは言え、185系の人気をナメていました。


結論から言うと無事に着席できたんだけど、
もし佐野に寄り道していたらと思うと過去の判断を褒めそやしたくなります。








これが最後になるであろう185系を堪能し、終点の小田原に到着しました。



いやぁ満喫した。


ちょいと体勢を変えようとするとギシギシ言う座席だったけれど、それも込みで現代に残った国鉄車両って感じだったな。





始まりから終わりまで多大なる満足感を携えて家路につきました。









【今となっては18きっぷで辿れない行程】

小田原07:41→09:02新宿(おはようライナー新宿26)

新宿09:11→09:41大宮

大宮09:53→11:05高崎(快速アーバン)

高崎11:07→11:21前橋

中央前橋13:15→14:07西桐生

桐生14:27→14:42足利

足利16:16→16:57小山

小山17:29→18:52新宿

新宿19:30→20:58小田原(ホームライナー小田原21)

















完。