(待望の転用バージョン製品化も...)
3/26と4/2に分かれて,KATOが8〜10月に発売する製品が発表されました.今回も完全新規金型の製品はありません[1].それどころか,地域上の問題もあり,今回は筆者が導入する予定の製品もありません.現役の新幹線車両が2製品再販されますが,一つは超人気モチーフで常に在庫される必要がある製品(価格もそのままで再生産)であり,筆者は持っていませんが慌てて買うことはありません.もう一つは前回製品より4,000円程度の大幅な値上げとなっています.
製品を見ていくこととします.特記なしは8月発売予定です.
E257系2000・2500番台
待望の「踊り子」「湘南」用E257系がついに発売となります.当初「2021年春」発売予定と告知されていましたが,2000番台は9月,2500番台は10月の発売となります.ここまでずれた原因が色々あったのでしょう.
2000・2500番台は種車の0・500番台と細部が異なり,多くの車両でボディ・床下が新規製作となり,ヘッドマークは印刷済みパーツが取り替え式となります.そのためか,価格が大幅に上がってしまっています.
- 2000番台:9両で28.600円(1両あたり3,177+7/11円)
- 0番台:11両で29,700円(1両あたり2,700円)
- 2500番台:19,800円
- 500番台(基本セット):16,500円
ここまで上がるのであればフライホイール式動力に換えても良いのではと思ってしまいますが,これでは部品供給の問題があります,ということが1年前に起きていました.
なお,「E261系」用のサウンドカードが発売されます.
その他の製品
- カタログで告知されていた「東武8000系後期更新車」が登場します.東上線仕様でKATOの地元と言えます.しかし,基本となるセットは8両構成で非常に高額なものとなってしまいました.
- 1/80で20系客車とEF58(青色のみ・9月発売予定)が再生産されます.ひょっとすると1/80の方が利益率が高いかもしれません.
同時期のTOMIXブランド製品はこちらになります.
[1]:「DB ET425」は,海外向け製品の日本市場向け再生産です.ただし,価格は日本市場向けに調整され,前回製品より日本での販売価格が低くなっています.
※タイトル・記事内容を大幅に変更しました.