http://www.greenmax.co.jp/pdf/new_release_202104_01.pdf
http://www.greenmax.co.jp/Product_outline/product_outline_GM31506-507.pdf
いやはや…まさか今更?というタイミングでやってくるとは
無理な案件かと思っていたのですが、グリーンマックスより東急8500系の非軽量車が製品化
正直8606F、8614Fが続々と引退した1年前にやれてれば…って感じはしますが、今のグリーンマックスの状況を考えると製品化されただけでも本当にありがたいと思います。
今までこんな感じで鉄コレを集めていたので、正直残った分をどうするんだコレwという感じもあるのですが、引退を間際に控えて新規で製品化されたのは素直に嬉しいものであります。
さて、リンク先の製品仕様を見てもらえると分かるのですが、今回製品化されたのは未更新のままで現役を終えた8615Fの10両編成
このうち新製品の非軽量車は1号車デハ8615号車、2号車デハ8715号車、3号車サハ8915号車、8号車サハ8932号車、9号車デハ8815号車、10号車デハ8515号車の6両
非軽量車に関しては新規金型、幕は前面のみが点灯で側面はノータッチということから察するに、軽量車に関しては従来のまま
窓パーツ類も恐らく共用だと思うので、車体長に関しては軽量車の長めのエラーな車体長を引き継ぐものでしょう…ここに関してはしゃーない部分でありますね。
仕様書内に2016年11月頃までの姿を再現とありますが、こちらはスカートの問題
最末期の8615Fはデハ8615号車のスカートが事故による破損で異端なタイプに変更されており、プロトタイプが8615Fと決まったところからどうするんだろう?と思っていましたがしっかりと予防線が張ってありましたね(笑)
↑のデハ8621号車が装備しているタイプが8500系の主に前期にスカートが設置された編成の標準的なタイプなので、既存である金型と記述を考えるにこのタイプで来ることになるのでありましょう
取り換えられた時期を加味するに、厳密なことを言うと2020系と絡めて遊ぶには少々工夫が必要な仕様になります。
告知画像のCAD設計図面を見て、気になった点でありますが
どうやら少なくとも設計段階では8500系原形の前面下部に凸がない仕様で金型を作る予定の模様
既に出ている鉄コレは前面下部に凸がある仕様で製品化されているので(上の画像左側の製品ままの鉄コレ参照)厳密には鉄コレとGM完成品の非軽量車はそれぞれ違う形で製品化されていることに
上の画像で右側のデハ8627号車は未更新車原形の姿に下部を削り取って再現した形になりますが、結構顔の印象に差が出てくるので今後の製品展開で果たしてどうなるのか…は気になるところ
ちなみにですが、実車で見てみると更新車の前面下部の凸部分はこんな感じ
実車的には凸というよりも薄いステンレス板が貼られているような感じでありましょうかね…?
今後の製品でここまで再現されれば本当に凄いと思うのですが果たしてどうなるやら
最後にですが、少々懸念事項的な部分
8500系の車側灯部分の処理は6次車~9‐2次車までの標準的な車側灯部分でコルゲートが途切れている処理のものと
10次車~12‐2次車までのコルゲート処理が途切れずに処理されている形の2種類があるのですが、果たしてこれはどちらになるのか…
両方の再現は難しいと思いますので、出来ることなら標準的な仕様の前者出来て欲しいものでありますが、既にある軽量車の金型のことを考えると後者である事も否めず
こうなってしまうと両側先頭車に関しては事実上プロトタイプが8630Fのデハ8630号車&デハ8530号車に限定されてしまい非常に厄介なのですが…ここに関しては早く車両全体の図面or試作品を見てしっかりと確認したいところでありますw
このほかにも気になるところはありますが、何はともあれ大好きな電車ではあるので非常に楽しみでございます。
とりあえず発売まではしっかりとお金貯めないといけませんねぇw