2021年度に開発に着手していただきたい国鉄・JR車両鉄道模型製品のモチーフ | 金屋代かずおのお部屋

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(出番を待っています)

 

本日は4/1,今日から就職するという方も多いと思います.そして,エイプリルフールよりは,新年度の開始に相応しい記事を書いた方が良いのかなと今回は思いました.

 

そこで,本日は,「2021年度に各鉄道模型メーカーに『開発に着手していただきたい』と思うモチーフ」を書くことにします.「開発に着手」するですので,仮に発売される場合は2022〜2023年発売になります.

なお,国鉄・JRのみとし,有名・人気が高く当然製品化するべきモチーフ・許諾上の理由で製品化が非常に難しいモチーフは外しています.この記事は筆者の私見ではありますが,仮に製品化されたからと言って買う,というわけではありません.

主にKATO向け

KATOは2024年に新工場の竣工を控えており,極力新規金型を用意せずに製品を用意する要請があります.なお,2021年カタログで「コラム」として紹介されたモチーフ,過去の記事,特に先日の筆者の記事で取り上げたモチーフは除きます.

 

2022年は東北・上越新幹線開業40周年です.せっかく0系のライト構造を見直したのであれば,200系にも波及できるはずです.KATOの200系は0系と同様のグレードですが,0系よりは実物に的確な編成が組めます.さすがに併結対応にしろとは申しません.185系も欲しいですがこちらはTOMIXが強くなっています.

 

300系もそろそろ作られても良いかもしれません.こちらは2022年で登場30周年・引退10周年になります.

 

EF510が九州地区に投入されることになりました.九州で活躍するこの形式も製品化をお願いします.なお,TOMIXが作る場合は,中国製であるために国産リニューアルになるのではと思います.

 

また,JR東海の最新車両である「315系」「HC85系」もKATOにお願いしたいところです.

比較的旧型の車両であれば,飯田線シリーズの一角である「373系」が挙げられます.

そしてD52,1980年代のカタログの宿題を,登場80周年を機に果たせればと思います.

主にTOMIX向け

「奥出雲おろち号」,機関車は実は「トレインボックス」扱いで製品化されていますが,客車も用意されても良いのではと思います.

 

185系も「新特急」は,東北・上越新幹線40周年記念となり得ます.

(モデルとなった模型です)

「或る列車」も,プラレールで製品化されているため登場しても良いと思います.

 

再生産では「なは・あかつき・彗星」に期待します.

 

よくよく考えれば「115-3000系」も,上越新幹線と同期の1982年登場の40年選手です.追記しておきます.

主にマイクロエース向け

やや造形が甘い製品がありますが,「観光列車」に関してはマイクロエースにお願いすることになると思います.

「〇〇のはなし」「etSETOra」「あめつち」はもちろんですが,要注目は「伊予灘ものがたり」です.現行のキロ47型は2021年12月に引退,キロ185型に更新となります.観光列車は全般検査を機に別コンセプトの車両になることが多いですが,「伊予灘ものがたり」は車両更新の形となりました.今後は下灘駅を中心に乗車・撮影とも人気が高まりそうです.

ぜひ,この機会に他の「四国まんなか千年ものがたり」「志国土佐時代の夜明けのものがたり」「藍よしのがわトロッコ」共々製品化して欲しいです.

四国2000系は振り子式で走行距離が嵩んでおり,車内で食事を出す列車には不向きだったかもしれません.

あとは2011年にリニューアルした「サロンカーなにわ」でしょうか.SLでの牽引が実現されていない以上,KATOやTOMIXで作る理由があまりありません.

 

こんなところです.

参考

https://www.jrfreight.co.jp/storage/upload/32ca152c09a34a79b9dc70f21028c6d1.pdf

https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000041012.pdf

https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2021%2003%2029%2003.pdf

 

※この記事のテーマは「【ニュース】その他JR・JR複数社」とします.実車の動きは鉄道模型製品の開発に関わります.

 

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