さて無事に遠軽まで行って帰ってきました。
途中、いろいろな特急列車や特別快速とすれ違い、また追い抜かれました。
そして上川駅前にある「上川森のテラスバスタッチ(道北バス営業所)」では、
行きと帰りにそれぞれ旭川行と北見行の都市間バス「石北号」と出会った。
出会った様々な特急列車などはもれなくかなり空いていました。
石北本線を走る特急「オホーツク」と「大雪」は言うに及ばず、
函館本線の特急「ライラック」と「カムイ」もガラガラで走っている。
ちなみに帰りの上川で追い抜かれた特急「大雪4号」の乗客は30名ほど、
そして上川バスタッチで出会った北見行都市間バス「石北号」(北見バス担当)は同じく一桁ほど。
いくらコロナ禍とはいえ、これでは交通事業者としては頭が痛かろう。
一方、需要が回復し運休していた便が復活する例も見られます。
それは札幌を発着する都市間高速バスで、中央バス他各社では詳細を発表しています。
ドリーミントオホーツク号、スターライト釧路号、はこだて号は夜行便を除き全便運行復活、
えんがる号、流氷オホーツク号は全便運行復活などとなっています。
確かに、中央バス札幌ターミナルを発着するバスを見ていると乗客が戻って来たと実感できます。
だからこそ、札幌を拠点とする高速バスと地方都市を拠点とする都市間バスの差が気になります。
今後コロナが終息してもそれまでの需要が戻るかどうかもわかりません。
とにかく需要が戻るまで、何とか持ちこたえてほしいと思っています。
JRもそうですが、バス会社各社とも何とか頑張ってくださいね。
旅行記はこれで終わります。
その後、駅から離れた国道沿いの「北の森ガーデン」に移りましたが、
高規格道路・旭川紋別道の延伸により再び上川駅前の道北バス営業所に戻ってきました。
その道北バス営業所が「上川森のテラス バスタッチ」を名乗っています。
ここは上川駅の真ん前、「北の森ガーデン」当時より便利になっています。
更に、駅前には広い無料駐車場がありここに駐車して高速バスやJRに乗り換える方もいます。
地元の方にとっては非常に便利な、実質的な交通の結節点になっています。
そんな事情は観光客には関係ないのですがここでバスと鉄道に乗り換える観光客もいません。
地域住民にとって実質的に駅とバスが一体的に運営されているのがここです。