西濃運輸・「カンガルーライナーNF64」

名古屋-福岡間の輸送、トラックから鉄道に 西濃運輸が出発式

西濃運輸(岐阜県大垣市田口町、小寺康久社長)が名古屋―福岡間の貨物輸送をトラックから鉄道に切り替えるに当たり、使用する貨物列車「カンガルーライナーNF64」の出発式が26日、名古屋市中川区の名古屋貨物ターミナル駅で開かれた。  29日に利用開始。24両編成のうち16両を同社とグループの九州西濃運輸が使用する。片道31フィートコンテナ32個を輸送。切り替えによりドライバー不足に対応するほか、二酸化炭素排出量を年間9199トン削減できるという。  小寺社長と列車を運行するJR貨物真貝康一社長らが出席。テープカットをして祝った後、参列者が見守る中、記念列車が警笛を鳴らして出発した。  小寺社長は「混載ではなく、当社の専用列車にできるくらいの物量を確保できるように取り組む」とあいさつ。真貝社長は「日々の運行管理に最善を尽くし、安全運行とサービス向上に全力を傾注していく」と述べた。

 

既に2018年5月9日から営業運転を開始している

カンガルーライナーSS60は、日本貨物鉄道(JR貨物)および仙台臨海鉄道が運行するコンテナ貨物列車の愛称。編成の大部分を西濃運輸が貸し切っており、2018年5月9日から営業運転を開始した。同様に西濃運輸が編成の一部を貸し切る貨物列車であるカンガルーライナーNF64、 二酸化炭素の排出量削減や労働力不足の解消を目的としたモーダルシフトの一環として、日本貨物鉄道(JR貨物)は日本各地の物流会社へ向けて各社専用のコンテナ貨物列車を提案している。その一環として西濃運輸がJR貨物、日本フレートライナー仙台臨海鉄道など各社の連携の下で設定したのが「カンガルーライナーSS60」である。大阪府吹田貨物ターミナル宮城県仙台港駅の間を結び、福島県郡山貨物ターミナル駅を経由する。本数は1往復で、日曜日を除いた週6日運行する

EF66 27号機が牽引する「カンガルーライナーNF64」のコンテナ貨物列車。

 

JR西日本・長距離観光列車「銀河」夜行運行を再開

JR西日本の長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」の山陰コース(京都・大阪~出雲市駅間)が、3月26日(金)に再開します!

山陰エリア運行を再開した「WEST EXPRESS銀河」を出発合図で見送る関係者=鳥取県米子市弥生町、JR米子駅(山陰中央新報)

JR西日本が昨年秋に投入した長距離観光列車「WEST EXPRESS(ウエストエクスプレス)銀河」の山陰エリアでの夜行運行が再び始まり27日早朝、沿線各駅で歓迎イベントがあった。鳥取県米子市のJR米子駅では関係者約20人が、乗客に記念グッズを配ってお出迎え。新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ観光需要の回復を期待した。  銀河は昨年9月上旬、観光スポットに恵まれた山陰エリア運行でデビュー。11月下旬まで2カ月半、山陰を走った後、大阪ー下関間で運行してきた。  山陰エリア運行は26日午後9時15分京都発の出雲市行き下り列車から再開し、6月26日まで京阪神から伯備線、山陰線を経由して出雲市駅までの間を週2~3往復走る。コロナ対策で定員(84人)を実質50人まで減らし、日本旅行が限定販売する。出雲大社ツアーで募集した初列車は約18倍の申し込みがあり満席。3月中の平均倍率も約9倍に達したという

山陰海岸を走るJR西日本の117系長距離観光列車。

 

山陽電気鉄道・6000系電車

山陽電気鉄道では、2021年3月24日から、6000系6004編成3連と6005編成3連が、

6両編成でおもに阪神梅田への直通特急として、運用されています。

現在、阪神甲子園球場において、「第93回選抜高等学校野球大会」が開催されていることから、6004編成と6005編成については、直通

特急運用初日から早速、「センバツ」副標を掲出して運転されました。

 

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