18きっぷで仙台から東京へ戻る車内で地震に遭い、福島県の矢吹駅に3時間くらい止まっていた
20日18時10分頃から。滞っていたブログ書きなどするチャンスだったけれど、こういう時は何も手につかないものですね
運転は再開されたものの徐行。22時くらいに新白河に着き、18きっぷでは今日中に帰れなくなってしまった。白河の関は新幹線で越えることとなり乗車券と特急券を買ったが、新幹線は一向にやって来ない。現在24時
通常は矢吹から新白河まで在来線で約20分。新白河−東京3時間半、新幹線だと約1時間半
しびれを切らしてこれを書き始めた。ちなみにNEWDAYSなどはもちろん閉まっているけれど、食料はたくさんある(と、気分を紛らわすために広げてみる)
立ち寄った肉屋のデカいメンチカツとポテトサラダ
実家に(帰って)たまたまあった銘菓たち
仙台すがわらのリーフパイ、福井の五月ヶ瀬、石川の400円の干し柿
母手製の豆入りふきみそと、父オリジナルの生臭いミックスくるみ
いつも嫌嫌持ち帰るけれど今日ばかりはありがたい
今こんなトラブルに遭ってるなんて、親には言えないな
ふだんから新幹線代あげるから新幹線で帰って来なさいと言われている
今回はいろいろ反省すべき旅となった
福島県の墓地など巡った。身内の墓参りも行ってないのに
■追記〜乗車は深夜1時
やっと新幹線が来たが嬉しさは感じなかった。グッタリしすぎていた。東京に着けたとしてもあとタクシーも乗らないといけないよトホホ…であるが、そういえばずいぶん昔に18きっぷで在来線に乗れなくなった時、代わりに新幹線に乗せてもらえたような…気のせいだろうか…
窮地に立ったら色々と思い出す…これも昔、友人と2人で18きっぷ旅をしようと待ち合わせた当日に、きっぷ使用開始が翌日とわかって新幹線で行ったなあ…
自分のミスだったが…友は優しかった
旅すること数十年…いつも計画不十分にやってきたけれど、毎回よく無事で帰っているな…
今回の日和田の墓地は迷路のようだった
新幹線でたまたま隣り合った客同士が、今日は大変でしたねと話していた
これは自分の旅アイテム、ツボ押し棒…年とったな…
客同士の片方が、“今日は刺激的な一日でした”と明るく言って途中で降りて行った。旅のハプニングが思い出と化したようだった。
■深夜2時半、東京駅
東京まで来たが自宅へ帰る電車はなく、JRが開放してくれた新幹線や特急の綺麗な車両で過ごせるようになっていた。大部分の客が係員の誘導を受けている
大幅な遅延のため、新幹線特急料金は払い戻しとなった
始発まで約2時間。迷ったが、予めダウンロードしていた格安タクシーアプリを使ってみたく外へ出た。…しかし失敗。安タクシーはやって来ず、深夜の東京駅前で1時間もアプリを見つめることに。初めからJRの厚意を受けるべきだった。
■深夜3時半、休息
構内へ戻り1時間ほど休ませてもらった
地震発生から約9時間。大変な影響を痛感し、それから数日経ってみると、我が身のことしか考えていなかったことに気付き省みている
みんなお疲れさまでした
今回のことで、18きっぷには保証がなく自己責任が伴うのだと再認識させられた
まあ人生における何事にも置き換えられるが…動じない心を持っていたいものである…あとツボ押し棒
そして、難なく過ごせた過去の旅たちは奇跡だったのだと。
また出かけたいと思う。