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10系後期導入車で進められてきたVVVF化改造工事が対象全編成で完了を迎えました。
10系のVVVF化工事は1988年の竹田延伸時以降に6両固定編成として導入された11編成を対象に実施され、2014年度下期に施行された1111Fを皮切りに年1~2編成ペースで施工され、その後方向幕のフルカラーLED化と車内案内装置取り付け工事も併せて実施されてきましたが、改造対象編成の最後の1編成だった1120Fが先日工事を完了して出場、約7年間にわたって続いたVVVF化工事が完了の時を迎えました。
2021年秋からは烏丸線開業以来初となる新型車両が導入されるため、10系の動きは1981年の開業時から活躍する前期導入車の置き換えへと移っていきますが、10系VVVF化と新車導入の要因の1つである烏丸線全駅へのホームドア設置計画が新型コロナ禍による減収の影響を受ける可能性も浮上しており、新車導入以降の車両動向に直結するかどうかも注目されるところです。