今回はアメブロで初投稿となる記事です。2016年3月21日に運行を終了した寝台特急カシオペア号の牽引で活躍したEF510電気機関車「カシ釜」のJR貨物譲渡に向けた作業風景をお送りします。
北海道新幹線開業に伴い、2016年3月21日で運行を終了した寝台特急カシオペア号、この機関車には豪華客車E26系がよく似合うキラキラ
EF81交直流電気機関車(上写真)の後継として、銀色の専用色で登場したEF510-509号機と510号機、上野駅を華やかにする存在でしたが、JR貨物へ嫁いだ現在の姿は・・・
銀釜と呼ばれる小汚い貨物牽引機となりましたぼけー

では譲渡前のカシ釜を撮影した模様をご覧下さい。
当日は宿直明けで飯田橋の職場から王子駅へ直行
飛鳥山公園の桜と列車を絡めて撮影するつもりでしたが、満開にはほど遠い感じでした
満開のタイミングが合わず残念、消化不良だったのでカシ釜を見ようと歩いて田端運転所へ向かいましたアセアセ
田端運転所の横には新幹線の車両基地があります新幹線
田端運転所にカシ釜がいましたルンルン
おや?何か始めるのか!?
検修庫からカシ釜が出てきました
何やら車両の外観確認を行っていました
側面の仕業札入れには回送車票が・・・3日後に配給!?
田端運転所に長年いる国鉄型機関車より早く旅立つとは・・・
配給当日は私が退職する日だったので、カシ釜の見送りには行けませんでしたぐすん
この光景は見納めか・・・
寝台特急「北斗星」などで活躍した青いEF510(青ゴトー)が先に富山へ旅立ち、最後まで田端に残ったEF510カシ釜、関東で見られなくなるのは非常に残念でした。
撮影の3日後に富山機関区へ向けて旅立ちました(写真は青ゴトーEF510-512・514・515号機の譲渡配給)
田端で撮影した6日後、友人数人と新潟県の鯨波で撮影を満喫した帰りに、高崎機関区から富山機関区へ送り込まれるEF510が近くを通ると知り、友人を連れて信越本線 新津駅でカシ釜最後の姿を写真に収めました。
高崎機関区から東新潟機関区までブルーサンダーことEH200-901号機(上写真右側)がEF510カシ釜をエスコート
その後はステッカー撤去やJR貨物向けの保安装置への換装など転用改造を行い現在に至ります
カシ釜が北斗星の牽引もやっていた頃が懐かしい。でも現在の姿が見窄らしく見ると悲しくなるので、私個人としてはできたらあまり見たくない車両のひとつです。元カノや元妻に逢いたくないのと似たような感覚でしょうか・・・
JR貨物さんに大事に使ってもらって下さいぐすんさよならカシ釜、ありがとうカシ釜・・・
田端からEF510電気機関車が去ってから5年、線路工事で使うレールを輸送する工臨列車の任務をキヤE195系にバトンタッチ、数年後には田端運転所から電気機関車が消える日がやってくるのでしょうね。
カシ釜よ、良き思い出をありがとう!
昼間は春の陽気ですが、朝晩の冷え込みがまだ厳しく感じますねアセアセ
皆様も体調を崩さぬよう、くれぐれもお体にお気をつけ下さいピンク薔薇
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

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