写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1547列車 「 さらば109!カルダンクライマーモハ2形を狙う 2019・夏 箱根登山鉄道紀行その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

23日に更新致しました第1543列車記事にて

数年前のネタが更新されるかも、なんて

事を綴りまして直ぐになりますが、実に

2年程前の未更新ネタがみつかりました。

 

伏線回収、という事で、ここで更新の

ネタに使っておこうと

思った次第でございます。

 

 

さて、今回の更新は撮影していたものの

記事に起こすのを失念したまま忘却の海へ

流してしまっておりました過去のネタ、

しかも遠征記となっております。

 

今回はその2という事で、その1はいつの

更新だったのか、久しぶりに過去記事を

振り返りますとまだ拙ブログ記事数が

3桁だった頃のお話でございます。

 

 ↓ ↓ 以下にリンクを貼り付けました。

kyouhisiho2008.hatenablog.com

 

この時は引退間近に迫る吊りかけ駆動の

モハ1形、103-107編成を撮影する為に

ブログ友のかわつる氏を引っ張りまして

箱根へ向かったのでございます。

 

そもそも、何で今更この当時の撮影を

更新するのかと申しますと、つい先日

モハ2形の109号が引退しておりました事を

ネット記事で見かけましたのが端緒で。

 

そういえば、箱根訪問時にモハ2形

撮影していた様な気が…と思いデータを

漁りました所、記事にし忘れていた事に

気付いたのでございます。

 

もう今更感がパない状態なのですが、折角

撮影しておりましたので、供養も兼ねて

今回の更新とさせていただこうか思い

恥も外聞も捨てて更新致しました。

 

 

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2019-06-02 モハ2形108-109

停車中のモハ2形、2両編成で佇む姿を

仕留めておりました。

 

その1でも綴りましたが、この日は

午後から空が崩れてきたものの、麓の

箱根湯本界隈は駐車場が軒並み満車に

なっておりました。

 

そうした点は流石天下の観光地ですねぇ。

 

そんな訳で、車を路線に沿う様に山へと

分け入り、酒屋さんの駐車場にお願いして

停めさせていただき、徒歩で駅まで来たと

いう次第でございます。

 

現着すると、駅に停車しておりましたのが

こちらのモハ2形でございました。

 

 

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2019-06-02 モハ2形108-109

ゆっくりと駅を発つモハ2形を狙いました。

 

先頭の108号は小田急3000形SE車と同様の

塗り分けとなるカラーリングでございます。

 

後方の、緑の単色塗装をした車両が

この21日で運用離脱した109号でして

昭和初期のカラーへ2019年春に塗装が

変わり、まだ綺麗な状態でございました。

 

が、生憎と109号をメインに撮影する

機会が得られずに…

 

 

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2019-06-02 モハ2形109号

後打ちで狙いましたこのカットが、唯一

撮影が叶いました109号の画像でした…

 

この時はやはり引退迫るモハ1形の方に

注意が向いておりまして、モハ2形

それこそオマケ的な撮影気分でしたので

お座なりとなってしまいました。

 

もう少し粘って強羅から戻る109号も

仕留めておけば…と、今となっては

悔やまれます。

 

 

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2019-06-02 1000形ベルニナ号

急峻でございますこの路線を端的に現す

勾配を駆け上がる1000形でございます。

 

箱根登山鉄道の名が示す通り、登山の如き

急角度を登って参りますシーンが展開され

撮影する身にも力が入ります。 

 

 

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2019-06-02 1000形ベルニナ号

登り切った先はストレートとなり、駅で

スイッチバックして更に強羅へ向けて

登って行く事となります。

 

この1000形は先頭形だけが4両、投入され

後に2200形を中間に入れた3連固定編成と

なっております。

 

最新の3000形・3100形に比べて

角ばった古めかしいデザインに思えます。

 

コレはコレで素敵な車両なんですよね。

 

 

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2019-06-02 モハ1形103-107

その1で湯元へ下りましたサンナナが

勾配を登って戻って参りました。 

 

一見、複線区間の様に見えますが、右側の

線路は強羅方面へ登る為の線で、この駅で

進行方向を変えて更に急坂へと挑みます。

 

 

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2019-06-02 モハ1形103-107

表題のモハ2形108号とは似て非なる

塗り分けでございます103-107編成。

 

モハ2形はカルダン駆動なのに対しまして

こちらは吊りかけ駆動でございます。

 

最近封切られましたアニメ映画、

エヴァンゲリオンの劇中でTV放映時から

度々描かれます心象風景に登場します

車両がモハ1形と思われます。

 

効果音もちゃんと吊りかけ駆動でして

放映当時、周囲のアニメ好きに対して一人

鉄道マニア視点から熱く語っていたのを

恥ずかしく思い出します。

 

そう申しますとここ箱根界隈は、

エヴァンゲリオンの舞台となった架空の

都市に隣接しているのでしたかしら。

 

 

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2019-06-02 モハ1形103-107

今回の〆。

 

この遠征でのラストカットともなります

停車中のサンナナ編成で

今回の〆と致します。 

 

 

この駅でかわつる氏と別れ、氏は

横浜方面へ小田急で、ワタクシは関西へ

車でそれぞれ帰宅する事となりました。

 

この時はまさかひと月と空けずに氏が

関西へお越しになって再びジョイントを

する事になるとは夢にも思わず、別れを

惜しんだものでございました。

 

 

箱根登山鉄道では現在もモハ1形

104-106とモハ2形の108が

健在でございます。

 

いずれ近い将来、確実に引退の時を

迎えます古い車両でございますから、

記録をするならお早めに、と付け足して

おきます。

 

あ~温泉入りたい。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!