都電7000形のプラ製品で遊ぶ その5 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 気楽に楽しめるプラ製品の都電7000形。並びを楽しんで締とさせていただく。
 まずは、新旧の黄色い車体を。個人的には幼少の頃から慣れ親しんだ黄色に赤帯がしっくりくる。
 歴史を振り返ってみると、他路線の廃止により「系統」がなくなり、現在の「荒川線」となったのが1974年で、7000形は31両が在籍していた。その後、1978年のワンマン化に合わせて、1977年から車体を新造して更新工事を行っている。
 それまでの路面電車のイメージを一新した更新車は、鉄道友の会のローレル賞を受賞。それに刺激されたのか、早速カツミからブラスモデルが発売されている。
 その後も時流に合わせて都電7000形は変化しており、冷房装置の搭載、集電装置のパンタグラフ化さらにシングルアーム化、行先表示器のLED化、新塗装化などが行われている。そして一部の車両は、更なる更新を受けて7700形になった。
 ちなみに7000形が運用から退いた時期と、荒川線に東京さくらトラムという愛称が付けられた時期は、ほぼ一緒だった。

 模型ならではのビフォア・アフターの共演がこちら。今回の3台を並べてみた。
 路面電車の模型は手軽に楽しめる反面、制約もある。それは走らせる環境で、通常のレール上を走らせても面白みに欠けるので、やはり併用軌道を再現した専用のレイアウトが欲しくなる。同様の理由で、運転会には向かないと思う。
 最後にちょっとしたおまけを。

 以前に発売されたいたエムズコレクションのトレインマーク・シリーズにこんな物があった。路面電車の車体を彩る広告看板のシールだ。台紙の片隅にはMODEMO製の都電に適合と書かれている。