ダイヤ改正を目前に控えた3月11日、どこに行こうかと迷っていましたが、近場で済ませることにしました。とりあえず朝イチに起きてライナー運用の215系を撮ろうと思い大船に来ましたが、既に大勢の撮影者がいました。

215系NL-4編成 湘南ライナー8号

まともに構えられる位置ではなかったので、手を伸ばしてライブビューモードで撮りました。朝ラッシュ時の忙しい中にもかかわらず、駅員さん達は撮り鉄の人達に他のお客さんの邪魔にならないよう協力を呼びかけたおかげでトラブルは起こりませんでした。撮影を終えて東京駅に一旦来てはみましたが、この後どうしようか全然考えていなかったのでウロウロしていました。時刻表を見てみると、武蔵小杉に出れば185系の踊り子に乗れる事がわかったので、最後の乗車に向かう事にしました。

武蔵小杉駅に進入する踊り子5号 185系A1編成

休日はE261系サフィール踊り子になる列車で、横浜駅手前で横須賀線から東海道線に転線します。横浜を出ると熱海まで止まらない速達タイプの列車です。

幸運にも185系トップナンバーが来ました。車内の形式プレートは盗難防止か、テプラになってますね。

熱海に到着。185系の踊り子幕も見納めです。

熱海駅の発車案内表示機のLED表示はかなり凝ってましたね。
熱海から普通列車に乗って早川駅に来ました。
駅から歩いて約30分、石橋橋梁に来ました。

踊り子13号 185系A3+C3

もっと早く来たかったですね…。


石橋橋梁の近くから平日のみ小田原行きのバスが出ています。早川駅に戻る途中、ちょうどバスが来る時間になったのでバスに乗り、小田原市内に向かいました。

駅手前の箱根口で降ります。

バス停の反対側には、長崎電気軌道で活躍していた元箱根登山鉄道小田原市内線の150形151号が保存展示されていました。小田原に里帰りした際に、車番は箱根時代の202号に直されています。

この日は関係者向けの内覧会が開かれておりました。私はクラウドファンディングで輸送費用支援を行なっていますが、残念ながら今回は参加できないので外からの見学です。


再びバスに乗り、小田原駅で箱根登山鉄道に乗り換えて山の方に向かいます。

大平台駅に進入するモハ2形104+106+109号の3色編成。残念ながら引退を間近に控え109号が先頭ではありませんでした。

109号に掲げられたラストランプレート

強羅から彫刻の森に向かう109号

逆光は諦めました。最終運転日は荒天になったので撮影を断念し、109号はこれが最後の撮影になりました。

小田原に戻り、東京駅まで戻って湘南ライナーにでも乗ろうか考えましたが、時間的に厳しかったので、もう一度小田原市内線の電車を見に行く事にしました。

202号が保存されてる場所の前の国道1号線はかつての小田原市内線の線路が敷かれてる場所でした。久しぶりに里帰りして小田原市の変わりように202号も驚いてるでしょうね。

202号に施されてた昼間の装飾が外されて、元の姿になってました。

スタッフさん(Twitterのフォロワーさんでした)から色々お話ししてくださいました。緊急事態宣言が解除されたら車内公開が行われるのと、レプリカですが、小田原時代と長崎時代の方向幕が表示できるようです。また来たいですね。

小田原駅に到着した湘南ライナー1号215系NL-4

この後東京駅に回送されて湘南ライナー15号になります。

発車の動画を撮ろうと思いましたが、手前のホームに電車が来たのでできませんでした。215系は改正後順次廃車にされるようですが、なにか他の列車とかに活用できないものでしょうか?ホリデー快速にもっと乗っておきたかったですね。