前々回の続きです。
湯布院での2時間半の滞在を終え、駅へと戻ってきました。
ちょうど辻馬車が出発するところでした。アスファルトに蹄の音が鳴り響きます。
駅構内です。3番線には大分行きの普通列車が停車していました。
そういえば、「ゆふいんの森2世」がずっと留置線に閉じ込められていた、というニュースもありましたね。
久大本線の全線再開に伴い、運用に復帰しているようでなによりです。
1番線ホームの足湯も健在でした。有料なので、入りませんでしたが・・・
やってきたのは「ゆふいんの森3号」。大分までの短区間ですが、こちらに乗車します。
車体に取り付けられているエンブレム。いわば、九州の観光列車のフラッグシップともいえるこの列車。
車体に若干の古さは感じるものの、洗練されたデザインは美しいですね。
この後の行程からすると、終点の別府まで乗っても問題ないのですが、ランチが食べれなかったことを想定して大分下車を選択。
(実際には豊後肉汁うどんを食べたので、何も問題なかったのですが笑)
車内に入ります。
残念ながら、一番前の席は取れませんでしたが、2列目の席が取れました。
ここからでも十分前面展望が出来ますね。
貴賓室のようなオサレなライトです。
座席のポケットはヨレヨレ・・・。
登場したのは平成元年ですから、少しくたびれたる感があります。
ただ、ハイデッカーの車両なので足元に配管がなく、簡易なフットレストがあるのはグッドです。
座席です。グリーン車のような重厚感がある座席です。
シートピッチはあんまり広くはありません。(キハ185系よりは若干ひろいかな~、ぐらい。)
アームレストはだいぶお疲れ気味。(笑)
久留米から由布院までもカーブが多かったですが、大分までもカーブが多いです。
このキハ71系は、振り子や車体傾斜を備えていませんので、ゆっくりとしたスピードでカーブを走ります。
3月に入ったばかりでしたが、沿線には至る所に菜の花が咲いていました。
(さすがに山陰とは違いますね・・・)
大分に向けて徐々に下っていきます。
そういえば、この車両にはビュッフェもあるのですが、意外と人が多かった&過去にも何度か利用済みなこともあり、利用しませんでした。(ブログ的にはダメなのでしょうが、お許しください・・・泣)
45分ほどの乗車で大分に到着。
先ほども触れた通り、ハイデッカーの車両なので、デッキには3段ほどの段差がありました。
(2世の方だと、橋で結ばれてますね。)
この車両の登場時は、バリアフリー構造が一般化する前の時代でしたしね・・・。
3か月ぶりの大分駅。少し時間があるので、おやつでも買うことにします。
つづく・・・