釧網本線全駅間歩き2(知床斜里-釧路) その24・大詰めの駅間はやっぱりストレート | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その23からの続き

 

-遠矢(14:25発)-東釧路(15:55着)-

 

 

※この全駅間歩きは2014年9月に歩いたものです。

 

細岡展望台から尾根に沿って砂利道を延々歩き、遠矢駅へ向かいました。

 

遠矢(とおや)駅に着きました。

周囲は住宅地で、生活臭が感じられる駅でした。

SLもノロッコ号も通過してしまいますが、利用者がいない駅というわけではありません。

 

釧路近辺以外の駅で「遠矢」までと言ったら、

「洞爺」までの切符が出てくること請け合いですね。

駅名のアイヌ語由来は「湖(沼)岸」で一緒だから仕方ありませんが。

 

 

 

ホームは1面2線です。

おっ、ちょうど列車がやって来たぞ。

 

 

 

乗客を一人降ろして、列車は釧路湿原へ走り去っていきました。

遠矢駅の1日利用者は12人ほどとのこと。

 

ここで遅めの昼食休憩をとりました。

細岡展望台からあまり休憩せずに歩いたうえ、

8km以上も砂利道を歩いた足はまさに満身創痍。

もはや立ち上がることもままならず、休憩時間はずっと待合室で過ごしました。

 

 

 

次の駅は、東釧路。

釧網本線全駅間歩きもいよいよ大詰めです。

100数km地点あたりから歩いてきた国道391号もあと6kmでゴールです。

 

もうひとふんばり。

 

 

 

駅から1kmほど進んだこのあたりが遠矢の中心部っぽい。

やっぱり周囲は住宅地ですが。

 

 

 

遠矢市街を抜けると、ローカルな風景に。

ちょっと心配になりますが、釧路まで9kmという標識も出ています。

 

 

 

釧路川が迫ってきました。

対岸は釧路湿原です。

 

 

 

釧路行き列車が走り去っていきました。

 

東釧路まであと4km弱。

足の痛みも身体の疲労もピークに達しています。

国道の残距離が確実に0に近づいていくことだけが救いです。

 

 

 

遠矢駅からラストにありがちな直線を歩くこと1時間。

国道が2車線となり、工場と思しき建物が増えてきました。

 

どうやら釧路市街地にさしかかったようです。

…といっても、釧路町なんですけどね。

 

 

 

国道391号の終点まであと少しです。

 

 

 

国道391号の終点にたどり着きました。

 

え?起点じゃないかって??

起点は終点、終点は起点ですよ。

 

 

 

そのまま進んで、別保橋を渡りました。

ここでようやく釧路市に入りましたが、カントリーサインはありませんでした。

 

…結構ガッカリ。

 

 

 

川を渡って2つ目の交差点を左折。

スーパーの横を抜けて、目立たないアクセス路を通って…

 

 

 

東釧路駅に着きました。

根室本線と釧網本線が分岐する駅です。

 

昔はそうじゃなかったのかもしれませんが、

今はスーパーの影に隠れるように、ひっそり佇んでいます。

 

 

 

ホームは1面2線です。

原則として1番線を釧網本線、2番線を根室本線が使用しています。

…写真撮ってるの、根室本線の側だぞ。

 

東釧路駅は釧網本線の起点。

ホームの東端まで行けば両者が分岐する様子も見られたのですが、

足がそこまで歩きたくないと言っていたので、行きませんでした。

駅構内に0キロポストがあったのですが、それすら撮っていないという始末。

 

 

ちょうど網走行きの列車が入ってきました。

学校帰りの高校生ですでに混雑していましたが、

ここでも数人が乗り込みました。

 

さあ、ゴールは目前ですよ。

 

 

最終回へ続く

 

 

遠矢駅先から東釧路駅手前までのGPSログ(1/40,000)です。

 

遠矢駅からずっと歩道が続いているので歩きやすかったのですが、

直線がひたすら続くのが…。