乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

日高本線代行バス(復路編)(2021.3.7)

日高本線の列車代行バスの旅、今回は様似駅静内駅の様子を含めた復路編です。


列車で来ることは叶わなかった様似駅。折り返しのバス(静内行き)は12:45発なので、駅周りで過ごせる時間は約30分でした。

18きっぷで当地まで来ましたが、駅構内は立ち入り自由。人出が多かったため、初めは駅の外からの撮影をメインとし、周辺を散策した後に再度構内に入り、見る・撮るに励みました。

駅舎内の様似観光案内所にも立ち寄りましたが、バス発車まで残り5分という状況だったため下見程度。30分はあっという間でした。

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様似駅駅名標
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日高本線終端部。後方の山々はアポイ岳など。
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アポイ岳
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様似駅構内
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様似駅。こうした駅名看板も見納め?

様似→静内のバスは2時間弱の乗車。往路では1時間40分ほどだったので、10分以上のプラスでした。その理由は、停車駅の違い。往路では寄らなかった日高東別駅を復路では経由する設定だったためでした。静内→鵡川のバスは、往路で経由した汐見駅を通らないため、今度は時間短縮。バスの乗車時間の合計は、往路も復路もほぼ同じという結果でした。(時刻表上の往路は8:38~10:25[2225便]、10:33~12:15[9225便]、復路は12:45~14:39[9232便]、16:08~17:39[2236便])

復路のバスでは、基本的に往路のおさらい。撮り損ねた駅などがあれば、それらを重点的に押さえるべく構えましたが、全般的には気楽な感じで過ごしました。

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鵜苫~日高幌別の海沿いの光景(12:55頃)。様似町と浦河町の境界を過ぎると、国道が線路を跨ぐ形になり、その先、東町駅辺りまで線路が海側になります。
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浦河駅(13:11頃)。跨線橋に残っているのは浦河町の表記。当の駅名の方はすでに白で消され...
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荻伏駅付近(13:25頃)。北の方角に日高山脈の高峰(ヤオロマップ岳?)が。
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国道を離れ、日高東別に向かう途中の景色。線路の奥には日高山脈
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往路では通らなかった日高東別駅(14:10頃)
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春立バス停(14:14頃)。列車代行バスの停留所も見納めに。

静内には、定刻では14:39着のところ14:36には到着。ただし、乗り継ぎの鵡川行きは16:08発なので、どのみち1時間半待つことになります。駅の見学、駅周辺の散策、何をするにも余裕はたっぷり。まずは駅構内へと考え、18きっぷを提示し入場*1しました。

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静内駅構内。ホームは2面で、駅舎も大きめ。
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静内駅駅名標。日当たりがいいためか、文字の薄れが激しい印象。
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駅舎内の新ひだか町観光協会売店では、駅名標マグネットなどがズラリ。静内から東に向けて順に揃っているのがポイント(様似駅は売り切れ?)
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近距離きっぷ運賃表。西は勇払、東は様似がともに1,680円。
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日高線列車代行バスのご案内」。この案内も3月31日を以って終了。

この時間帯、静内の気温は-0.7℃。晴れていても寒さはそれなりで、4.8m/sの風がまた冷たくあまり遠出はできませんでした。宗谷本線方面とは緯度的に南ではあっても寒冷なのが日高エリア。寒さを体感した1時間半となりました。

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静内駅外観
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静内駅前。様似行きの代行バス(14:58発)が発車するところを撮影。
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駅前の「本町通」から見た線路、太平洋。線路奥が新冠方面。

列車代行バス4本目は、最後部の席へ。往路の予習を少なからず活かすことができ、駅舎や橋梁など一定の成果を得ました。以下は、その中からのピックアップです。

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静内~新冠。まだ日が高い頃の太平洋(16:13頃)。
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新冠川に架かる新冠橋からの眺め(16:24頃)。奥に日高本線の橋梁が見えます。
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三角屋根が目印の節婦駅(16:29頃)。後方には高規格道路の巨大なT字。
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厚賀駅(16:42頃)
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厚賀~清畠(16:45頃)。太陽の高度が落ちてきて、辺りに紅が射す感じに。
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賀張川に架かる賀張橋からの眺め(厚賀~清畠)。進行方向右側に鉄道橋梁。
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波恵川に架かる日高本線の橋梁(豊郷~日高門別
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手前から線路、波恵川、太平洋(17時頃)。川というよりも入江のよう。
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日高門別駅(17:06頃)。西日が当たり、駅名標も黄昏の趣。
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沙流川に架かる日高本線の橋梁(17:14頃)。富川駅は間もなく。
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夕日(17:25頃)。門別競馬場を過ぎ、鵡川町に入ったところで撮影。夕日はこの数分後には沈み、バスの長旅も終了へ。

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*1:入場にはきっぷ類が必要とのことだったので一応。静内駅の「北の大地の入場券」は、その後で買いました。