皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

昨日は今まで溜め込んでいたTomix製キハ183系を全部広げてみました。

 

 

 

思いのほか数が多く、しかも種類も多くて大変そうです。実車はリゾート列車として製造されたものを除くと試作の900番代から量産タイプの0番代、モデルチェンジした500番代、これの高速化準備対応の550番代と、合計169両製造されました。ウチの所属車もこれに匹敵しそうな両数です。

 

↑キハ183系は実車でも「ハマるとヤバい」と有名な系列ですが、模型もたいがいヤバいことになっています。

 

バリエーション展開の大好きなTomixさんがフルパワーで頑張っちゃったような感じです。種類が多く、ちゃんと整理しないと混ざったときにはどれが何だかパニックに陥りそうです。

 

ウチの現在の所属車を数えたら「142両」ありました。あと一歩実車の両数には及ばなかったようです。いや超えていても怖いんですけど…。

 

また、半数くらいの車は既にTN化しておりましたが、それでも不足するTN(0374)は「147個」でした。6個入りで1500円ということはこれだけで3万6千円近くかかります…。急な出費はマズいのでコツコツ集めないとダメそうですね。

 

 

さて、これらの製品を1つずつ見ていると日が暮れそうですので、試しに500・550番代の先頭車だけをピックアップして出してみることにしました。

 

↑元々500・1500・1550と3種類ありますが、その後の改造や塗装変更などでバリエーションが更に細分化し、ぱっと見同じ顔のこのグループだけでもかなりのバリエーションになっています…。Tomixさんを本気にさせるとえぐいですね。

 

↑「大雪」セットに入っているキハ183 1550番代です。HETで淡いブルー仕様、スカートも青、床下は黒です。

 

↑同じく「大雪」セットの他「サロベツ」「ニセコ」セットに入っている1500番代の便所取り付け改造車です。元々「サロベツ」用として登場し、同列車からキハ183系が引退後は「大雪」「オホーツク」で主に使用されていました。但し現在は主に7550番代が使用されておりこの車はどこに行ったのかな? 1500番台ながら便所付き、HETで淡いブルー仕様、スカートも青、床下は黒です。

 

↑こちらはキハ183系7550番台「北斗」セットのキハ183 8550です。元は1550番代ですがエンジンが中間車と同じ460PSのものに交換されています。模型でもちゃんと再現されています。その他はHETで淡いブルー仕様、スカートは灰色、床下は黒です。

 

↑こちらはキハ183系「おおぞらHET」セットのキハ183 500番代です。便所付き・冷房電源無しの500番代で通常はキハ184とペアを組んでいました。HETで濃いブルー仕様、スカートは青色、床下は灰色です。

 

↑こちらはキハ183系「おおぞらHET」セットのキハ183 1550番代です。先ほどの反対側の先頭車です。HETで濃いブルー仕様、スカートは青色、床下は灰色です。

 

↑「ニセコ」セットに入っているキハ183 1500です。こちらは元北斗用なのか、HETで淡いブルー仕様、スカートは灰色、床下は黒色です。

 

↑「キハ183 500 北斗HET」セットに入っているキハ183 1500です。先ほどの「ニセコ」用の1500番代に似ていますがこちらはHETで濃いブルー仕様、スカートは灰色、床下は黒色です。

 

↑「キハ183 2550 北斗」セットに入っているキハ183 3550です。元は1550番代になります。ちょっと古い設計の製品なのでTNは最近のエアホース付きJC6368対応ではなく、中間と同じ0374仕様です。この頃は青色の表現があまり忠実では無く、HETでどちらかというと淡い青、スカートは灰色、床下も灰色です。

 

↑上記「キハ183 2550 北斗」の増結セットのキハ183 3550です。この頃は増結用先頭車はアーノルトカプラーでした。このカプラーを切除し0374を取り付けることでTN化でき上写真と同じ仕様にすることが出来ました。

 

↑バラシを中古購入していたキハ183 1500番代の新特急色です。この車両が登場した時の塗装で、非常にカッコよくて好印象です。比較的新しい仕様なのでエアホース付きのTNです。

 

↑とかちセットに入っているキハ183 1550番代のとかち色です。こんなレア車も出ています。

 

↑同じく「とかち」セットの反対側の先頭車でキハ183 500番代です。こちらもキハ184とペアを組んでいました。

 

↑「まりもB」セットに入っているキハ183 500です。「おおぞらHET」仕様のキハ183 500・1500と近い仕様ですが、床下が黒になっています。

 

↑Tomixで最初に登場した新キハ183系はこの550番代でした。550番代は2550番代と同様に古い設計のままで、先頭部はダミーカプラーになっています。来月リニューアル再販されるのは500・1500番代ですので、この550番代はいつ再販されることやら…。

 

ということで、新183系と呼ばれるN183・NN183グループの500・550番代先頭車を見てみました。ウチにある車だけでもこんなにバリエーションがあり、実車が7両しか居ない1500番代は既に実車よりも多く家に在籍しています…。

 

ぱっと見同じ顔ですが、500・1500・1550の違い、塗装の違い(特にHETのブルーの色違いも)、床下の色違い、スカートの色違い、1500番代の便所取り付け改造車、8550番代の機関換装など、様々なバリエーションが新金型も駆使して再現されており、この辺りはTomixさんの力の入れ具合をひしひしと感じます。

 

今回は新183系の先頭車のみを見てみましたが、これ以外の形式も多くのバリエーションがあり、複雑怪奇で泥沼状態です。こんな状態になっているのは、JR北海道の首尾一貫しない改造思想にも原因があろうかと思います。用途別に細かな改造をするより思想統一してグループごとに同じ仕様にしてしまった方が後々楽だったと思いますがね。ただ、JR北海道が行き当たりばったり用途別の改造を行ったためにバリエーションが増え、面白みが増したという意味では趣味的には興味深いです。

 

ということで今回はTomix製キハ183系のさわりの部分だけ見てみました。こりゃ深みにハマると抜け出せ無さそうです。私はキハ58系専門なので、キハ183系は程々にしないとマズいですね。というか既に製品化されているものの大半があるような…。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!