「SLぐんまよこかわ号」に乗る | 車内販売でございます。

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車内販売を13年半で10000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 各地の観光列車に乗り鉄しています。

群馬県の高崎周辺のJRでは、蒸気機関車が走っています。

その1つ、「SLぐんまよこかわ号」に乗ってきました。

 

【1】SLぐんまよこかわ号とは

高崎支社には、蒸気機関車と客車があります。

不定期ですが、「高崎~水上間」や「高崎~横川間」などを走っています。

今回わたしが乗ったのは、高崎駅から信越線の横川駅まで走る列車です。

帰りの高崎行きは、電気機関車が先頭となり「ELぐんまよこかわ号」として運転されます。

特急急行ではなく快速扱いですから、乗車券プラス指定席券530円で乗ることができます。

3月は青春18きっぷが利用できますので、安く乗ることもできます。

 

【2】蒸気機関車

蒸気機関車はD51 498です。

蒸気機関車の形式や、どこを走ってきたという経緯には詳しくありませんので、割愛します。

高崎駅でホームに入線する際には、多くの人がカメラを向けていました。

蒸気機関車の煙と音は、すごく迫力があります。

家族連れなど一般の乗客もいますが、明らかに鉄道ファンという人が多数派でした。

ヘッドマークがついていました。

「信越本線開業135周年」

「SLぐんまよこかわ」

「横川のまちに汽笛は鳴り止まない」

横川は、新幹線開業前は、特急あさまが全部止まって電気機関車の連結をする駅でした。

鉄道で発展してきた街とも言えます。その横川に向けて、出発進行!

 

【3】レトロな客車

蒸気機関車がけん引する客車は、やはり年季が入っていたほうが雰囲気が出ます。

茶色の昔ながらの客車です。

座席はボックスシートです。

4人ギッシリ座ると狭いのですが、この日は乗車率60%ほど。

比較的余裕がある混み具合でした。

前の席との間隔・シートピッチは狭くないです。

また、座席は古いものではなく、座り心地は良いです。

網棚は、針金でなくて、文字通り「網」です。

懐かしいです。

 

驚いたのは、日よけです。

この日は天気が悪かったので気が付きにくかったのですが、キレイな柄です。

私の座った5号車は、緑を基調とした花の柄でした。

車内販売のカウンターがある車両は、赤い柄でした。

扉は改造されていて、車掌がスイッチを入れないと開かない状態です。

昔は「上野発一ノ関ゆき」「上野発平ゆき」の客車普通列車では、走行中でも開けることができたのを覚えています。

 

【4】販売カウンター

「SLぐんまよこかわ号」には、車内販売があります。

販売カウンターに足を運んで、買うことになります。

「SL赤飯まんじゅう」と「じゃがりこ」が置いてありました。

チロルチョコのような形のチョコレート、凝ってますねえ↓

販売カウンターの車両は、大きなテーブルの座席が配置されています。

ゆったりしたスペースです。これは実質フリースペースのようです。

スタンプとノートもありました。

 

【5】弁当を購入

蒸気機関車に似せた容器の弁当1100円を、車内販売で買いました。

箸にも「D51 498」と記されています。

中身はいろんな具が入っていて、変化に富んでいます。

御飯は、石炭をイメージしたのか、少し黒くなっています。

 

【5】サイダーも購入

「草津よいとこサイダー」を買いました。

正直言って、しょーもないサイダーです。

たった95mLで200円、高っ! 地元の天然水でも使ってるのかと思ったら、佐賀県の業者です。

では、なぜ買ったかというと、テーブルの「せんぬき」を使いたかったからです。

昔は、列車のテーブルについている「せんぬき」使ったなあ。

この「せんぬき体験」だけで、200円払うのもアリかな。

 

【6】メニュー

参考までにメニューを。

ホットコーヒーが飲めます。320円です。

往路だけというのは、風味や温度が低下してしまうからでしょうか。「ハイレール」でも同様ですけど。

「蒸気立ち昇るSLぐんまソース焼きそば」が販売終了ですか・・・残念。

 

【7】沿線からの手振り

横川が近くなると、撮り鉄のカメラマンが大勢待ち構えていました。

乗客に手を振ってくれる人も多く、他の路線とは何か雰囲気が違っている気がしました。

先頭の蒸気機関車を撮ったら、もう終わりという人が多く、余裕があるのでしょうか。

横川駅の直前に、「峠の釜めし」で有名な荻野屋があります。

この荻野屋の屋上から「はたふり」をしてくれた方がいました。

素敵です。

もちろん、駅員さんも歓迎してくれました。

 

 

 

過去に、高崎支社の「SLみなかみ」に乗った話は、こちら↓