平成9年(1997年)3月21日

山陰本線普通客車列車最終日②

(今日は何の日?のブログ)

【修正 令和5年3月21日等】 

 

 

 

1 はじめに(今日は何の日1)

(R3.4.9、R4.7.31、R5.3.21修正)

 

 今回のブログの投稿日は令和3年(2021年)3月21日です。平成9年(1997年)3月21日は、最後まで残っていた山陰本線鳥取~米子間の12系普通客車列車のうち、420列車(420レ)、421列車(421レ)、423列車(423レ)の最終日でした。423レが米子駅に到着すると同時に、山陰本線から普通客車列車が完全に消滅しました(ちなみに、422列車(422レ)の最終日は平成9年3月20日)。このことについては、次のブログにより一度説明をしております。

 

 

 本日は3月21日、ということで、平成9年3月の山陰本線普通客車列車最終日の状況について改めて掲載します。今回は、一覧表を掲載します。
 
 

 

 

2 山陰本線普通客車列車最終日(一覧表)

(1)平成9年3月8日~最終日の状況 

※この一覧表は自分で作成

※R3.7.4再度掲載(消えていたため)

※R4.7.31差し替え

 

 

(2)平成9年3月21日(最終日)の状況

※この一覧表は自分で作成

※最終列車については下記4をご参照ください。

 

 

(3)再掲

※平成9年3月20日 山陰本線普通客車列車

①鳥取~米子間は2往復(下り2本、上り2本)

<急行だいせんの快速区間等に関しては記載省略>

 

※平成9年3月21日 山陰本線普通客車列車

①鳥取~米子間は1.5往復(下り2本、上り1本)

<急行だいせんの快速区間等に関しては記載省略>

 

ギザギザギザギザ

 

 

3 写真資料(再掲)

 上記の、当時の山陰本線普通客車列車の勇姿をわかりやすくお伝えするためには、写真を提示するのがもっとも良い方法と考えられますので、引用写真を掲載することで、その勇姿をお伝えしたく思います。

 その勇姿は、次の引用写真の通りです。主に最終日である平成9年3月21日の写真を引用していますが、それ以外の日の写真も引用しています。

 

【写真1】

<引用>

※DFアロー・中原研二氏撮影。平成9年3月21日撮影、とのこと。内容は、由良駅にて421列車(左側)と420列車(右側)の行き違い、とのこと。(使用については、了承を得ております。)

※「CD版 山陰本線最終普通客車列車」(DFアロー)に添付の写真

 

 

【写真2】

 

<引用>

※DFアロー・中原研二氏撮影。平成9年3月21日撮影、とのこと。内容は、由良駅にて421列車出発場面、とのこと。(使用については、了承を得ております。)

※「CD版 山陰本線最終普通客車列車」(DFアロー)に添付の写真

(3.2UP)

 

 

【写真3】

<引用>

※DFアロー・中原研二氏撮影。平成9年3月21日撮影、とのこと。内容は、浜村駅で出発を待つ423列車、とのこと。(使用については、了承を得ております。)

※「CD版 山陰本線最終普通客車列車」(DFアロー)に添付の写真

 

【写真4】

<引用>

※DFアロー・中原研二氏撮影。平成9年3月21日撮影、とのこと。内容は、泊駅で出発を待つ423列車、とのこと。(使用については、了承を得ております。)

※「CD版 山陰本線最終普通客車列車」(DFアロー)に添付の写真

 

 

【写真5】

<引用>

※DFアロー・中原研二氏撮影。平成9年3月21日撮影、とのこと。内容は、泊駅にて、12系客車のサイドビュー、とのこと。(使用については、了承を得ております。)

※「CD版 山陰本線最終普通客車列車」(DFアロー)に添付の写真

 

 

 

【写真6】

<引用>

※DFアロー・中原研二氏撮影。平成9年3月21日撮影、とのこと。内容は、下市駅にて、423列車と1004列車(寝台特急出雲4号)との行き違い、とのこと。(使用については、了承を得ております。)

※「CD版 山陰本線最終普通客車列車」(DFアロー)に添付の写真

 

【参考 写真7】

<引用>

※DFアロー・中原研二氏撮影。1996年6月14日撮影、とのこと。内容は、赤碕駅における、420列車と寝台特急出雲1号との行き違い、とのこと。

※「CD版 山陰本線最終普通客車列車」(DFアロー)に添付の写真

 

 

【参考 写真8】

<引用>

※DFアロー・中原研二氏撮影。「CD版 山陰本線最終普通客車列車」(DFアロー)に添付されていた写真のうちの1枚(このCDに添付の写真の使用については、了承を得ております。)。1996年8月12日の420列車で、倉吉→松崎間で撮影、とのこと。

 

 

 

【参考 写真9】

<引用>

※この写真は、「Kai-chanの鉄道旅情写真館」のサイトより転載(使用についてはこのサイトの管理者より了承を得ております)。「Kai-chanの鉄道旅情写真館」の表紙ページのURLは

http://kai-chan.sakura.ne.jp/index.htm

 

※撮影時期と場所は1996年10月5日、伯耆大山~東山公園、とのこと

 

(ソロ鉄ブログ管理者 補足説明)

・この12系客車は、下り米子行き12系客車。平日は5両編成(休日は3両編成)。

・景色の状況から、1996年10月5日午前の、421レもしくは521レと思われる。

 

 

 

【「CD版 山陰本線最終普通客車列車」(DFアロー) 商品案内】(再度掲載)

<引用>

※「CD版 山陰本線最終普通客車列車」(DFアロー)

※写真については、DFアロー・中原研二氏撮影。(このCDの添付写真の使用については了承を得ております。)

※「CD版 山陰本線最終普通客車列車」(DFアロー)は、DFアローのホームページから購入できます。DFアローのホームページ(製作者:中原研二氏)のURLは次の通り。

 

 

 

 

 

<参考(R3.7.21追記)>

 上記以外では、「くるーりワンマン写真館」のブログにて、平成9年3月の山陰本線普通客車列車等について掲載されております。そのURLは次の通りです。

 

 

 

 

4 最後の山陰本線普通客車列車(平成9年3月21日の423レ)

(R5.3.21修正)

 

(1)平成9年3月21日の423レの詳細

 最後の山陰本線普通客車列車である平成9年3月21日の423列車(423レ)については、#90、#239、#351等のブログをご参照ください。

 

 

 

 

 

(2)平成9年3月21日の423レの様子

<引用>

「(前略)車内放送では「明日からダイヤ改正を行い、客車列車を気動車へ置換えて普通列車の速達化を図ります」とあった。車内では家族連れや鉄道ファンの姿も目立ったが”ばか騒ぎ”といった様子ではなかった。ヘッドマークを付けるわけでなく淡々としたいつも通りの対応、姿という印象を受けた。派手な演出を好まない地域性ゆえかもしれない。もっとも冷静に考えると、客車列車そのものは出雲号やだいせん号で残るわけであったし、だいせん号の倉吉⇔出雲市間は普通切符で乗れる快速運用区間として”快速客車列車”として残るということもあった。地元のTV・新聞などで取り上げられるわけでもなく、ごく身内で一部の者だけで別れを惜しむといった状況であった。423列車は静かに米子駅へ到着し、山陰本線から普通客車列車は静かに消えた。(以下略)」

※引用元:「CD版 山陰本線最終普通客車列車」(DFアロー)に添付の説明文より引用。

※引用理由:山陰本線普通客車列車最終日の、鉄道ファンや撮り鉄等の動きについてわかりやすく表現されている。

 

(ソロ鉄ブログ管理者補足説明1)

 平成9年3月の山陰本線普通客車列車廃止時における鉄道ファンや撮り鉄の動きについては、のちの出雲号廃止やその他各種寝台特急廃止時と全く異なっている。

 

(ソロ鉄ブログ管理者補足説明2)

急行だいせんは、平成11年10月に気動車化され、平成16年10月に廃止。詳細は、次のブログをご参照ください。

 

 

 

(ソロ鉄ブログ管理者補足説明3)

寝台特急出雲に関しては、平成10年7月、サンライズ瀬戸・出雲の登場に伴い1往復化されるが、その後、寝台特急出雲は平成18年3月に廃止。寝台特急出雲に関しては、次の#103等のブログにて簡単に説明をしておりますが、今後も投稿していこうと考えています。

※出雲号廃止時における鉄道ファンの動き、撮り鉄の動きについても触れております。

 

 

 

(3)参考 鉄道の安全輸送に関して

<引用>

「(前略)途中、録音をしている乗務員室に入ってきた車掌が指差し確認・出発指示等の列車無線のやりとりなどをすぐ傍らで行っていて臨場感に満ちている。鉄道の安全輸送はこのようなくどいほどの声出しの指差し点呼で確保されているのだとつくづく感じる。(以下略)」

※引用元:「CD版 山陰本線最終普通客車列車」(DFアロー)に添付の説明文より引用。

※引用理由:鉄道の安全輸送を確保を図るための乗務員の指差し確認等について簡潔に記載しておられるため

 

 

 

 

 

 

 

 

<参考文献>

『JR時刻表』(1997年3月号等)(弘済出版社)

「CD版 山陰本線最終普通客車列車」(DFアロー)及びこのCDに添付の資料

 

 

<Pick>

 

 

 

 

 

 

※引用箇所の写真について、転載等禁止。

※本日も最後までご覧いただきありがとうございました。